ニュース

ANAのエアバス A380型機が成田から初離陸。5月24日のハワイ・ホノルル線就航に向けて慣熟飛行スタート

2019年4月6日 実施

ANAのエアバス A380型機「FLYING HONU」が4月6日、成田空港から初めて離陸を行なった

 ANA(全日本空輸)が5月24日に成田~ハワイ・ホノルル線に就航予定のエアバス A380型機「FLYING HONU(フライング・ホヌ、空飛ぶウミガメ)」が、4月6日9時11分ごろに成田空港から離陸した。3月21日に到着して以降、受領後の整備などを地上で行なってきたが、この日、初めて成田空港から空へと飛び立った。

 ANAにとっては新規導入機材となるエアバス A380型機。新規機材の導入時には、乗務員によるオペレーションの習熟を目的とした、いわゆる慣熟飛行が行なわれるのが通例。また、ANAはエアバス A380型機を成田~ホノルル線に限定して運航するが、成田空港の悪天候時などにダイバートする可能性があり、想定される代替空港での適合検査(いわゆるフィットチェック)も行なわれる。

 こうした慣熟飛行のスケジュールはWebサイトなどで公開されないが、5月24日の就航に向けて、随時フライトが行なわれる見込みだ。4月6日のフライトは、ANA9121便として、成田から関空(関西国際空港)へ向かい、同日午後に関空から成田に戻る予定となっている。

滑走路への進入から離陸