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エアバス、ANAのA380型機初号機をロールアウト。2019年春納入予定

ハワイ・ホノルル路線に就航予定

2018年5月25日(現地時間) ロールアウト

2019年春 納入予定

エアバスはANAに2019年春納入予定のエアバス A380型機の初号機をロールアウトした

 エアバスは5月25日(現地時間)、2019年春納入予定のANA(全日本空輸)向けエアバス A380型機の初号機について、主要部位の組み立てが完了し、工場からロールアウトしたことを発表した。

 ANAではA380型機をハワイ・ホノルル路線に就航する予定で、キャビンの仕様やプロモーションについて4月25日に発表しているが(関連記事「ANA、エアバス A380型機にベッドのように使えるカウチシート『ANA COUCHii』やファーストクラス導入」)、ファーストクラスが8席、ビジネスクラスが56席、プレミアムエコノミークラスが73席、エコノミークラスが383席の全520席で、エコノミークラスの60席がカウチシートとして利用できる仕様だ。

 尾翼にANAのロゴが入った初号機は、別の作業場に移動して構造部の装備を完成させ、エンジンの取り付け、コクピット装備を行ない、電力システムや油圧、空調システムなどのテストを実施する。

 ANAでは2016年にA380型機を3機発注しており、日本の航空会社で初めてA380型機を就航することになる。