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「万博のお土産どこで買う?」グッズ情報まとめ。来場者向け通販や会場外ショップも活用しよう

2025年10月12日 更新
公式ストアや来場者向け通販など、万博のグッズ情報を予習しよう

 大阪・関西万博で楽しめることといえば、主に「見る」「食べる」「買う」の3つ。今回は「買う」編として、会場内にあるオフィシャルストアと来場者向けオンライン(通販サイト)、会場外にあるショップについて解説する。

「初めて行くので定番商品をまとめてチェックしたい」「職場へのお土産はどこで買おう?」「来場前後も万博気分を楽しみたい」という人は、いますぐブックマークしておこう。ただし、前日まで販売していた商品が突然「販売終了」「次回入荷は未定」となる場合もあるので、最新の在庫状況などは現地で確認いただきたい。

ぬいぐるみからお菓子まで。なんでも売ってる「会場内オフィシャルストア」

 グッズやお土産は各パビリオンに併設しているショップや物販店舗でも取り扱っているが、万博のロゴやミャクミャクがあしらわれた「公式ライセンス商品」を購入できるのは「2025大阪・関西万博 会場内オフィシャルストア」だけ。会場内オフィシャルストアは、大きく分けて4社(グループ)が出店している。

KINTETSU(近鉄百貨店)

会場内店舗: 西ゲート店(504m2)、サテライト3店舗
販売商品: 2000種類以上、オリジナル商品は300種類以上
オンライン: なし

ミャクミャクを大胆にあしらったカチューシャやヘアバンド、中川政七商店とコラボした工芸品などが手に入るのは近鉄百貨店のみ。来場者向けオンラインはやってないので、買い忘れのないように気をつけよう

JR西日本グループ

会場内店舗: 西ゲート店(498m2)、サテライト4店舗
オンライン: あり

記念ICOCAは会場外での販売が決定した。ICOCAのイコちゃん×ミャクミャクグッズだけでなく、金鳥やロゴスなどさまざまな企業とのコラボグッズを展開している。遊び心あふれる店内装飾や演出にも注目

MARUZEN JUNKUDO(大日本印刷、丸善ジュンク堂書店、オークコーポレーション)

会場内店舗: 東ゲート店(516m2)、風の広場、フェスティバルステーション、サテライト46、サテライト58、サテライトS
販売商品: 常時1500種類以上、7~8割が会場限定、3割がオリジナル商品
オンライン: あり、ラインアップは300前後

ブラックやパステルカラーのミャクミャクマスコット、たまごっちやモンスターハンターコラボなど話題のグッズが盛りだくさん。「風の広場」ではミャクミャクぬいぐるみくじにも挑戦できる

東ゲート・西ゲート店とサテライト店舗の違いは?

 品ぞろえが豊富なのは、西ゲート・東ゲートマーケットプレイス内にある「西ゲート店」「東ゲート店」だ。営業時間は9時~21時45分、最終入店は21時20分。20時57分から毎日開催しているドローンショーが終わったあとでも間に合うよう、7月から営業時間を延長している。

 大屋根リングや屋内外にあるサテライトストアでは、身につけグッズやマスコット、文具、雑貨、銘菓、アイスなど各店舗が厳選した人気商品を取り扱っている。営業時間は10時30分~19時30分。

 西ゲート店・東ゲート店よりも待ち列が短いので、子供連れで列に並ぶのが難しい場合や「パビリオンに並ぶ前にカチューシャ・帽子をゲットしておきたい」「ばらまき用のお菓子がほしい」といったときに利用してみては。

会場内オフィシャルストアサテライトMAP
シャインハットの前にある「MARUZEN JUNKUDO サテライトS」
静けさの森周辺にある大丸松坂屋百貨店のサテライトストアにはフォトスポットも

来場者限定のオンラインストアって? 対象店舗や利用方法など

 KINTETSU以外の3社は「来場者向けオンライン」として、来場日当日から翌6時59分まで利用できる通販サイトも用意。在庫状況は会場内ストアと異なり、記念ICOCAなど一部商品は取り扱っていないため、店頭とオンラインの在庫を見比べながらうまく使い分けてほしい。

【追記】9月22日~28日の期間限定で、記念ICOCAも来場者向けオンラインでの販売が決定しました。

 来場者向けオンラインの利用には、英数字6桁の「本日のアクセスパスコード」(日替わり)が必要。会場内サイネージや各ストアの案内板、店頭で配布しているカードで確認できる。

 オンラインストアのURLはストアごとに異なるが、アクセスパスコードは共通の文字列になっている。例えば、JR西日本グループの店頭で掲示しているパスコードを使えば、大丸松坂屋百貨店やMARUZEN JUNKUDOのオンラインストアにもアクセスできるので、来場したらまずは近くにある公式ストアでパスコードを確認しよう。

JR西日本グループにあるデジタルサイネージ
MARUZEN JUNKUDOの店舗前にある案内板
JR西日本グループ店頭で配布していたカード
JR西日本グループの来場者向けオンライン
大丸松坂屋百貨店の来場者向けオンライン
MARUZEN JUNKUDOの来場者向けオンライン

荷物が増えたときはクロネコヤマトの宅急便を利用しよう

 もしお土産をたくさん買い過ぎた場合は、西ゲート・東ゲートに1か所ずつある「宅配・手荷物一時預かりカウンター」で、ヤマト運輸の宅急便サービスを利用するのも手だ。発送に使える資材(段ボール)を販売しており、送り状はスマホでも発行できる。

 会場内には郵便局も2店舗あるが、引き受けしているのは郵便・国際郵便のみ。ゆうパックなどの荷物は発送できないので注意していただきたい。

宅急便サービスの料金表
クレジットカード、電子マネー、コード決済が利用可能

いつだって万博気分を楽しみたい! 会場外ストアやオンラインストアもあるぞ

 当日の入場直後は人気パビリオン・レストランの列に並んだり、スマホで当日予約を確認したり、やることが盛りだくさん。帽子やカチューシャなどの身につけグッズ、スタンプパスポートはなるべく事前に用意しておこう。

 これらのグッズは会場外にあるオフィシャルストアやオンラインストア(公式EC)で購入可能。実店舗は大阪市内の百貨店や家電量販店をはじめ、JR新大阪駅の在来線改札内や新幹線ホーム、北海道・東京・愛知・岐阜・広島・香川・福岡・沖縄の丸善ジュンク堂書店などで展開している。

 また、こみゃくデザインのアパレルステッカーやアクリルフォトフレームなど、公式EC限定アイテムも。日々新商品が登場しており、再入荷することもあるので、こまめに確認してみよう。

会場外オフィシャルストア一覧
丸善丸の内OAZO店。東京駅からアクセスしやすく、記念メダルの刻印機もある
JR新大阪駅 新幹線ホーム店。店舗限定のサンリオコラボグッズは要チェック
エディオンなんば本店。7月にはミャクミャクとの写真撮影会も開催された
心斎橋PARCO店には早期に完売した「サークル記念チケット」が飾ってあった
あべのハルカス近鉄本店には、50分の1スケールの大屋根リングが展示されている
オフィシャルストアではないバラエティショップや土産屋に万博グッズが売っているケースも。例えばサンリオ×ミャクミャクグッズは阪急三番街のキデイランド大阪梅田店にもたくさんあった