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すべてが「わ!」の万博・ドイツパビリオンは音声ガイドのマスコットとの触れ合いが楽しい&さみしい? 伝統料理レストランも併設

2025年4月13日~10月13日 開催
「循環」がコンセプトのドイツパビリオンは建物自体も大小さまざまな円形。大屋根リングから見下ろすとその全容がよく分かる

 4月13日に「大阪・関西万博(EXPO2025)」が大阪・夢洲で開幕する。ここでは、会期に先立ち実施したメディアデーでの会場内の様子をお伝えしていく。

 大屋根リング内の北側「コネクティグゾーン」にあるドイツパビリオンは、建物や展示デザインなどすべてが、コンセプトである「循環」と結びついているのが特徴だ。とにかくいろいろなものが丸い輪っか状なのだ。

 その“わ”は循環の「環」であり、調和の「和」であり、感動の「わ!」で、なんとドイツらしからぬ(?)まんまるのマスコットキャラクター「サーキュラー」までいる!

 この「サーキュラー」がドイツで実践されている循環経済を分かりやすく紹介する展示内容となっている。草花が植えられた屋外の展示施設も気持ちがよくて、ドイツビールを楽しめるレストランも併設している。コンテンツ内容にメリハリがあって飽きさせない、オススメのパビリオンだ。

「わ!ドイツ」パビリオンの入り口
あの丸っこい後ろ姿は?と思ったら……
ドイツパビリオンのマスコット「サーキュラー」
そのサーキュラーが出迎える展示室入り口に早くもワクワク
極め付きは来館者に手渡される音声ガイドがサーキュラー! 日本語、英語など言語を選べる
環境保護大国ドイツの循環型経済を学ぶことができる
幻想的な演出のデジタル空間も
サーキュラーのぬいぐるみが置かれたスペースでは、鏡張りの天井を見上げながらぜひ横になってみてほしい
色や柄などをアレンジしてオリジナルのサーキュラーを作り、それをスマホでダウンロードできる。これも楽しい!
自分の作ったオリジナルサーキュラーが映像のなかに登場する仕掛けも
循環型エネルギーを学べる展示
音声ガイドをしてくれたサーキュラーとはここでお別れ。滑り台に滑らせてさようなら。ちょっとさみしい気持ちに
屋外エリアはドイツの16の連邦州の魅力を紹介する「色とりどりの庭」。万博会期中は草木が成長していくはずなので景色の変化も楽しめそうだ
1970年大阪万博へのオマージュコーナー。当時のドイツ館のテーマが「音楽の花園」だったことから、ドイツで録ってきたさまざまな「音」を聴くことができる
伝統的なドイツ各地域の料理を味わうことができるレストランを併設
例えば軽食の「ニュルンベルク風焼きソーセージ」はソーセージ3本、ザワークラウト、パンが付いて1700円
目の前でこんな光景を見ていたらガマンができず生ビールを注文。ホフブロイラガー300mLで1200円(500mLは2000円)
レストラン内にはドイツ雑貨を販売するコーナー
心をわしづかみにされたサーキュラーのぬいぐるみを発見
屋外にはイベントなどを開催するステージも