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大阪・関西万博、最大280億の黒字見込み。チケット売上やミャクミャク人気も要因、来場者の8割が「もう一度来たい」

2025年10月7日 発表
記者会見に出席した公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 会長 十倉雅和氏(左)、事務総長 石毛博行氏(右)

 2025年日本国際博覧会協会は10月7日、臨時理事会後の記者会見で、大阪・関西万博の運営費について「230億~280億の黒字見込み」であることを明かした。

 十倉雅和会長は「できるだけたくさんの方に来ていただきたいが、まず安全で快適ということに努めた。その結果多くの好評をいただいて、たくさんの万博チケットを買っていただいた」とコメント。

 また、「ミャクミャクなどのIPグッズの人気も寄与したと思う。一番うれしいのは、8割近くの来場者がアンケートで『もう一度来たい』と回答していること」と話した。

 協会によると、入場チケットの販売枚数は2207万枚(10月3日時点)、入場者数は2361万人(10月4日時点、AD証での入場者を除く)。来場者アンケートで「また来場したい」と回答した人は全体の75.6%となっている(集計期間4月13日~9月30日、回答者数107万3088人)。