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ANAとJAL、共通デザインの「東京2020大会」特別塗装機を運航開始

両社とも初便は10月14日夕刻の羽田発

2016年10月14日 発表、運航開始

 ANA(全日本空輸)とJAL(日本航空)は10月14日、両社がともにオフィシャルエアラインパートナーとなっている東京2020オリンピック・パラリンピックのムーブメント創出を図るため、共通デザインの特別塗装機を同日から運航することを発表した。2016年度中に両社それぞれ4~5機を用意し、国内線で運航する。

 共通のキャッチフレーズ「心をひとつに!! 行こう2020」を機体側面に描くもの。ちなみに「行こう」は「ゆこう」と読む。

 デザインを適用した機材の1号機はいずれもボーイング 777-200シリーズ。

 ANAの1号機は、登録記号「JA745A」のボーイング 777-200ER型機。10月14日のANA263便(羽田16時30分発~福岡18時25分着)が初便となる。2機目以降は他機種へ適用される可能性もあるという。

 JALの1号機は、登録記号「JA773J」のボーイング 777-200型機。10月14日のJAL131便(羽田17時30分発~伊丹18時35分着)が初便となる。JALはほかの機材について、ボーイング 777-300型機、767-300型機、737-800型機にそれぞれ適用していくとしている。

 同日、羽田空港にあるJALの格納庫で、両社代表取締役社長のほか、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員長の森喜朗氏らを招いた特別塗装機お披露目イベントも開催された。イベントの内容については別記事で紹介する。

ANAの「東京2020大会」特別塗装機、登録記号はJA745A。共通ロゴを胴体中央の主翼上付近にデザイン
JALの「東京2020大会」特別塗装機、登録記号はJA773J。共通ロゴを胴体後方にデザイン
「心をひとつに!! 行こう2020」の共通ロゴデザイン。中央左が全日本空輸株式会社 代表取締役社長 篠辺修氏、中央右が日本航空株式会社 代表取締役社長 植木義晴氏