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「みんなのJAL2020ジェット」初便セレモニーでFoorinが「パプリカ」披露。ミライトワとソメイティ、CAらも一緒に振り付け

2019年4月8日 就航

「みんなのJAL2020ジェット」1号機の初便セレモニー。(NHKの)東京2020大会応援ソングを歌うFoorinや、マスコットキャラクターの「ミライトワ」「ソメイティ」も搭乗

 JAL(日本航空)は4月8日、東京2020オリンピック・パラリンピックに向け、オフィシャルエアラインパートナーとして機運を高めるべく、特別塗装機「みんなのJAL2020ジェット」を就航した。東京2020オリンピック・パラリンピック開幕までに3機を就航する計画で、今回が1号機となる。その初便となった、4月8日のJAL121便(羽田14時30分発~伊丹15時35分着)の搭乗口では、記念セレモニーが行なわれた。

「みんなのJAL2020ジェット」のデザインなどについては、すでにお伝えしているとおり(関連記事「JAL、東京2020オリンピック特別塗装機『みんなのJAL2020ジェット』を4月8日就航。機内も「ミライトワ」「ソメイティ」デザイン」)、ボーイング 777-200型機、登録記号「JA773J」の機体に、マスコットキャラクターの「ミライトワ」「ソメイティ」や東京の街を描いたもの。機内では、特別デザインのヘッドレストカバーや紙コップを使用し、「ミライトワ」「ソメイティ」のぬいぐるみを設置する。

羽田空港国内線第1ターミナルの16番スポットに駐機する「みんなのJAL2020ジェット」
機内のドリンクサービスで使用する紙コップ
機内のヘッドレストカバー
4月8日~5月7日の搭乗客に配布するコカ・コーラとコラボレーションしたボールペン

 初便の搭乗口で行なわれたセレモニーでは、JAL 執行役員 東京2020オリンピック・パラリンピック推進委員長の下條貴弘氏があいさつ。「私どもとしては、ミライトワ、ソメイティ、そして日本全国の皆さまとともにオリンピック・パラリンピックを盛り上げていきたいとの思いを込めてデザインした。この思いは今後、デザインを変えて、特別塗装機の2号機、3号機を順次就航させる」と特別塗装機に込めた想いを語るとともに、「ぜひ、ご搭乗いただくお客さまにおかれては、東京2020大会ムード一色の機内で、きたる東京でのオリンピック・パラリンピックに思いをはせていただければ」と搭乗客に言葉を送った。

 ちなみに、今回の1号機は国内線ファーストクラスを設定した、羽田~伊丹/福岡/新千歳(札幌)/那覇(沖縄)路線など、いわゆる幹線で主に使用される機材となる。セレモニー後の囲み取材で、2号機、3号機を地方路線へ展開できる機材とするか尋ねたところ、「具体的な計画はないが、それも踏まえて検討したい」と述べた。

日本航空株式会社 執行役員 東京2020オリンピック・パラリンピック推進委員長 下條貴弘氏

 続いて、東京オリンピック・パラリンピックを目指すJALのアスリート社員3名が登場。それぞれ、機体の感想や、東京オリンピックに向けての意気込みを述べた。

短距離の土井杏南選手

 マスコットキャラクターのミライトワ、ソメイティという愛らしい、皆さんに親しまれるマスコットキャラクターが描かれていて、とても素敵な飛行機だと感じた。東京オリンピックに向けて残り500日ということで、まずは日本記録を更新し、その先、世界に挑戦できるように日々精進したい。

三段跳びの山本凌雅選手

 特別塗装機に「Fly for it!」という言葉が入っているが、跳躍競技なので、この言葉が響く。これに乗ることで、お客さまも東京オリンピックを一緒に盛り上げようという気持ちになってもらえたらうれしい。(自身も)オリンピックに向けて、日本記録を目指し、更新することで世界で戦える選手になれると思うので、日々精進していきたい。

走高跳びの戸邉直人選手

「TOKYO 2020」と大きく描いてある飛行機が日本の空を飛びまわるということで、オリンピックに向けて、いよいよ機運が高まるのではないか。選手としても、オリンピックに向けてドキドキとワクワクが入り混ざったような気持ちでいっぱい。本番に向けてよい結果が残せるように頑張りたい。

短距離の土井杏南選手
三段跳びの山本凌雅選手
走高跳びの戸邉直人選手

 そして、米津玄師プロデュースの小学生ユニットで、NHKの大会応援ソングである「パプリカ」を歌うFoorinの5名がイベントに登場。それぞれが好きなオリンピック競技とともに自己紹介さらに会場には「ミライトワ」「ソメイティ」も登場。Foorinは「ミライトワ、ソメイティとは何度も共演しているので、一心同体、息ぴったり」と気が合う様子で、ハイタッチで出迎えた。

 イベントでは、サビの“振り付け教室”を行なったうえで、実際に「パプリカ」を披露。アスリート社員3名やCA(客室乗務員)らも、覚えたばかりのサビの振り付けをこなした。

応援ソング「パプリカ」を歌うFoorinがイベントに登場
ミライトワが登場
続いてソメイティ
「パプリカ」を披露する前に、サビの振り付け教室
ミライトワ、ソメイティとともに「パプリカ」を披露
「みんなのJAL2020ジェット」初便セレモニーで披露された「パプリカ」
ちなみにFoorinのたける君は4月8日が誕生日とのことで、みんなのJAL2020ジェット1号機のモデルプレーンがプレゼントされた
搭乗口でもミライトワ、ソメイティがお出迎え
横断幕を掲げてお見送りの準備
Foorin、ミライトワ、ソメイティらが搭乗客をお見送り
JALアスリート社員が搭乗記念品のボールペンをプレゼントした
14時32分にプッシュバックを開始した「みんなのJAL2020ジェット」。パイロットも手を振って見送りに応える
226名(幼児5名含む)を乗せて伊丹へ