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JAL、羽田空港で打ち水イベント実施。2020年に向けて、涼を得る江戸の知恵でおもてなし
スカイタイムを振る舞い、あおもり藍を使った消臭スプレーをプレゼント
2017年7月20日 20:46
- 2017年7月20日 実施
JAL(日本航空)は7月20日、羽田空港国際線ターミナルの展望デッキで「JAL打ち水イベント」を実施した。
東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を控え、涼を得るための江戸の知恵である「打ち水」が、東京の「おもてなし」として定着することを目指す東京都の取り組み「打ち水日和」に賛同したJALによる取り組みとなる。
浴衣や制服を着用したJALスタッフが展望デッキで利用客に呼びかけ打ち水を行ない、JALの機内サービスでおなじみのドリンク「スカイタイム」を振る舞い、グッズが入った袋やうちわを手渡した。
打ち水は、オリンピックが真夏に実施されることから少しでも涼を感じてもらおう、打ち水の文化を国内外の多くの人に体感して知ってもらおうという主旨で、東京都が同日に東京都庁都民広場で打ち水イベントを実施しており、その取り組みに賛同したJALが羽田空港で実施したという形。
展望デッキでは多くの家族連れが打ち水を行ない、子供たちは笑顔ではしゃぎながら水をまいていた。
プレゼントしていた袋にはJALの手ぬぐいや「JALオリジナルセフィーコ」が入っていた。JALオリジナルセフィーコは、あおもり藍産業協同組合とJALが共同開発した、藍エキスを使った消臭スプレーで、2016年11月から機内販売で取り扱っている。農薬を使わずに育てた「あおもり藍」を使った、100%天然成分の消臭スプレーだ。