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JAL、「ミライトワ」「ソメイティ」を描いたデカール機就航。オリンピック開幕2年前に機運醸成図る
アスリート横断幕が羽田空港に登場。7月28日からは各種イベントを開催
2018年7月24日 12:22
- 2018年7月24日 開始
JAL(日本航空)は7月24日、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開幕を2年前に控え、機運を高めることを目的とした活動をスタート。同日より東京2020オリンピック・パラリンピックのマスコットである「ミライトワ」「ソメイティ」を描いたデカール機の運航を開始したほか、羽田空港第1旅客ターミナルの装飾を施した。
JALは東京2020オリンピック・パラリンピックのオフィシャルエアラインパートナーとなっており、JALが4月から東京オリンピック・パラリンピックのコミュニケーションスローガンに掲げている「Fly for it! 一緒なら、もっと飛べる。」に込めた思いを体現した活動を行なっている。開幕2年前を迎えて、東京都や東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が7月24日~9月6日に「2 Years to Go!」をテーマとしたキャンペーンを展開するのに合わせ、デカール機の運航や、空港装飾などの取り組みを展開することになった。
「ミライトワ」「ソメイティ」を描いた
その取り組みの1つであるデカール機は、7月22日に正式発表された大会マスコットキャラクター「ミライトワ」「ソメイティ」のデビューを記念し、両キャラクターを描いたもの。
JALとANA(全日本空輸)が共通デザインで運航している「心をひとつに!! 行こう2020」のデカールを貼付した機体を、JALでは現在4機(ボーイング 777-300型機、777-200型機、767-300型機、737-800型機の各1機)を運航しており、同社として東京オリンピック・パラリンピック関連のデザインを施した機体は5機目ということになる。
対象となったボーイング 777-200型機(登録記号:JA009D)の機体後方に両キャラクターや大会ロゴマークのデカールを貼付した機体で、デカールのサイズは3.7×1.3m(横×縦)。片側4枚、両側面合計8枚のデカールを一晩で貼り終えたという。
同機は、7月24日のJL907便(羽田08時55分発~那覇/沖縄11時20分着)を皮切りに、同型機を使用する羽田、伊丹、新千歳(札幌)、福岡、那覇などを結ぶ国内線各路線を中心に運航。2020年の東京オリンピック・パラリンピック終了まで運航される予定となっている。
JALではミライトワ、ソメイティのデカール機について、現状では未定としながらもデザインの異なる複数の機体を展開したいとしている。
羽田空港の装飾のほか、28日~29日にはイベントを実施
7月24日からは、羽田空港国内線第1旅客ターミナルで、東京2020オリンピック・パラリンピック2年前をテーマにした大規模な空港装飾をスタート。9月6日まで続けられる。
装飾では、テニスの錦織圭選手、車いすテニスの上地結衣選手、体操日本代表チームら、JALがサポートする東京2020大会を目指すアスリートの横断幕を掲示。また、「ミライトワ」「ソメイティ」と一緒に撮影できるフォトブースを設けている。
7月28日~29日には、羽田空港第1ターミナル2階の中央イベントスペースで、スペシャルゲストとしてオリンピック銀メダリストの元フェンシング選手、太田雄貴選手を招き、VRフェンシング体験や、JALネクストアスリートマイルへ寄付することで参加できる抽選会などのイベントを実施。
30日~31日はもれなく賞品が当たる抽選会イベントを実施する。プレゼントはモデルプレーンやクリアファイルなどの東京オリンピック・パラリンピックに関連したJALオリジナルグッズを予定している。