ニュース

JAL、東京2020オリンピック・パラリンピック1000日前イベントを那覇空港で開催

2017年11月25日 開催

JALグループは那覇空港でオリンピック・パラリンピック競技大会1000日前イベント「1000 Days to Go!」を開催した。

 JAL(日本航空)、JTA(日本トランスオーシャン航空)、RAC(琉球エアーコミューター)は11月25日、那覇空港で2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会の開催1000日前を記念したイベント「1000 Days to Go!」を開催した。

 同イベントは羽田で開催されたのち、東京以外の地域でも東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会への機運を高めようと各地の空港でも開催されている。

ウェルカムホールに設けられたイベントブース。多くの人が参加していた

 那覇空港では、ターミナルビル2階のウェルカムホールに特設ブースを設置。イベントスペース周辺では、コカ・コーラとコラボレーションしたJAL限定デザインのコカ・コーラ缶の配布や、フォトブースでの記念撮影、抽選会を実施した。

 フォトブースには、沖縄出身のパラリンピック車いすマラソンの喜納翼選手も参加。スティックバルーンを手に、笑顔で記念撮影を行なった。

パラリンピック車いすマラソンの喜納翼選手
スティックバルーンでVサイン
競技で使用する車いすも展示してくれた

 イベントに参加した喜納選手は、「オリンピック・パラリンピック開催の日が近づくにつれて、周りが盛り上がってきているのを感じます。沖縄の皆さんに応援してもらっていることがとても心強い。がんばらないと、と気持ちが高ぶります」と応えてくれた。また沖縄の一番のよさを尋ねると「人の温かさ」とのことだった。

 抽選会では、3等がコカ・コーラ缶、2等が東京2020オリンピック・パラリンピック大会限定デザインのクリアファイル、1等が東京2020オリンピック・パラリンピック大会仕様のモデルプレーン。1等はなかなか当たらないが、2等は多くの人が当たっており、ほかでは手に入らないデザインのクリアファイルをうれしそうに受け取っていた。

抽選コーナー。1等当選を願って……
JAL限定デザインのコカ・コーラ缶
1等のモデルプレーン。東京2020オリンピック・パラリンピック大会仕様だ
2等のクリアファイル
日本航空株式会社 東京2020オリンピック・パラリンピック推進部長 小西一史氏。限定デザイン缶のビッグダミーを抱えてアピール

 来場したJAL 東京2020オリンピック・パラリンピック推進部長の小西一史氏は、同大会への取り組みについて、「スポーツを支援するとともに、海外から来られる方や障がいのある方へのバリアフリー向上を図る取り組みや、環境保護への取り組みとしてバイオジェットの開発を進めています。また、VRなど新しい技術を取り入れて、夢のあるサービスを機内で提供したい」と述べた。また、今回の那覇でのイベントについては「沖縄旅行のよい思い出の一つに加えてもらえたら」と話してくれた。