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JAL、エアバス A350初号機を受領。国内航空会社初の導入。14日朝に羽田到着予定
2019年6月13日 20:25
- 2019年6月13日(現地時間)実施
JAL(日本航空)とエアバスは6月13日(現地時間)、エアバス本社や工場のあるフランス・トゥールーズで、エアバス A350-900型機の初号機(登録記号:JA01XJ)のデリバリー(引き渡し)式典を実施した。エアバス Chief Commercial Officerのクリスチャン・シェーラー氏(Christian Scherer)氏や、JAL代表取締役会長の植木義晴氏らが臨席した。
JALのA350初号機は11日に書類上の引き渡しを完了。フランス時間の13日に式典を行なったのち、12時45分ごろにトゥールーズを離陸。約13時間のフライトを経て、日本時間の6月14日8時ごろ、羽田空港に到着する予定となっている。
JALは日本の航空会社として初めてエアバス A350型機を導入することになり、確定31機、オプション25機を発注。確定発注31機のうち18機がA350-900型機、13機が長胴型のA350-1000型機となっている。
今回受領した初号機は9月1日から国内線で運用され、客室はファーストクラス12席、クラスJ 94席、普通席263席の計369席の仕様となる。まずは羽田~福岡線に導入する予定で、1日3往復6便を同機で運航する。
初号機から3号機までは機体後方に「AIRBUS A350」のロゴをあしらった特別デザインとなるのも特徴。初号機はJALのシンボルカラーであり「挑戦」を表わす「レッド」のロゴ色。2号機はイノベーションによる「革新」を表わす「シルバー」、3号機は“エコ”を表わす「グリーン」のロゴを描く。
その他、機体の外観や式典の内容など、詳細は別記事で順次お伝えする。