エアバス、JALへ納入予定のA350-900型機、最終組立へ。9月から羽田～福岡線に就航

エアバスはJALへ2019年半ばに引き渡しを予定しているエアバス A350-900型機の初号機最終組立を開始した

　エアバスは2月15日、JAL（日本航空）へ2019年半ばに引き渡しを予定しているエアバス A350-900型機の初号機最終組立を、フランス・トゥルーズの最終組立工場で開始したことを発表した。主翼と胴体の結合、尾翼の取り付けを完了しているとのこと。今後は翼端のウイングレット取り付けなど構造部の組み立てを行なったのち、機械や電気、アビオニクスシステムに関する地上テストを実施する。

　JALは2013年に「A350 XWB（eXtra Wide Body）」を31機（A350-900型機を18機、A350-1000型機を13機）発注。「A350 XWB」はJALが現在運航するワイドボディ機の後継機として9月から羽田～福岡線に就航、その後、国内主要路線や国際路線での運航を予定している（関連記事「JAL、GWにホノルル線でファーストクラス設定。エアバス A350-900型機は9月から羽田～福岡線で運航開始」「エアバス、A350-1000型機の飛行試験機を日本初披露。JALはボーイング 777-300ER型機の後継として長距離路線に導入予定」）。