旅レポ
ベトナム南部・ホーチミンからメコンデルタへの旅(その1)
ベトナム航空のビジネスクラス利用であっという間の往路編
2018年3月5日 00:00
2017年11月にベトナム航空主催のプレスツアーが開催され、大のベトナム料理好きで知られる私ゆきぴゅーが参加して参りました。巡ってきたのはベトナム最大の都市ホーチミンと、ミトーやカントーといった南部のメコンデルタ地帯の街。ライスペーパー工場やカカオ農園の見学など、ディープなベトナムを存分に体感してきましたよ。
第1回は往路で利用したベトナム航空のビジネスクラス搭乗レポート! ちなみに私、プライベートを含めベトナムは何回か訪れているのですが、ビジネスクラスで行くのは今回が初めて。ワクワクしながら乗り込んだ成田空港の様子からご覧ください。
ベトナム南部・ホーチミンからメコンデルタへの旅
乗ったのは成田発、ホーチミン・タンソンニャット国際空港行きのVN301便。使用機材はボーイング 787-9型機で、「ドリームライナー」と呼ばれる最新機材です。ちなみにこのVN301便は、今年1月からプレミアムエコノミークラス35席を新たに設定して、ビジネスクラス、エコノミークラスと合わせて3クラス制で運航しています。
今回はエコノミークラスの写真も撮れたのでまずはそちらからご紹介しましょう。シートやピロー、ブランケットなどブルー系で統一されたエコノミークラスは3-3-3の配列になっています。天井のLED照明は時間帯によって変わるシステムで、搭乗時は下の写真のようにレインボーカラーになっていました。映画や音楽、ゲームなどの機内エンタテイメントは10.6インチの個人モニターで楽しめます。
続いて前方のビジネスクラス。こちらも天井のLED照明が印象的で、食後の就寝タイムには暗くなったりと、体内時計を調整するのにも役立っているのだとか。28席あるビジネスクラスは1-2-1の配列で、全席通路に面しています。シートにゆったりともたれかかれば、緩い曲線を描くパーティションによって、しっかりとプライベート感を味わえるレイアウトになっていました。
そしてベトナム航空といって忘れてはならないのがアジアン・ビューティーなCA(客室乗務員)さんの制服です。ミントグリーンの上衣に、脇のスリットからのぞく白のロングパンツが清潔感があってとっても爽やか。体のラインにぴったり合ったアオザイ姿のCAさんは美し過ぎてみとれてしまいました。女子は大抵この行きの飛行機で「アオザイ欲しい~!」と思うはず!
アオザイ姿のCAさんが運んでくれたウェルカムドリンクを飲みながら離陸を待っているひとときも、ビジネスクラスならではの優雅な時間です。が! 私はコントロールパネルをいろいろと触ってシートをフラットにしてみたり、何の映画が見られるのかな? と機内エンタテイメントをチェックしたりとそわそわしっぱなし。そうそう、アメニティポーチの中身も見ておかなくっちゃ。
そうこうしている間に、ほぼ定刻どおりに離陸したVN301便。右の窓側席だったので遠くに富士山を眺めながらのフライトです。30分ほどすると機内食サービスがスタート。VN301便では昼食が提供され、洋食か和食どちらかをチョイスします。私は八割蕎麦も食べられる和食もいいなと思ったのですが、洋食のメインにビーフフィレステーキの文字を見付けて迷わず洋食に。
通常2カ月ほどのサイクルで変わるという機内食ですが、この日は前菜、マッシュルームクリームスープ、季節のサラダ、メイン(サーモン or ステーキ)というメニューでした。今回初めてビジネスクラスの機内食を食べてみての感想は「ボリューム満点!」につきますの! メインのお肉でお腹いっぱいになってからも、世界各国のチーズやらナッツやらを次々とCAさんが持ってきてくれるのです。すごいぞ、ベトナム航空! もっとお腹すかせて乗ればよかったですわ~
昼食の時間が終わると機内の照明もいつのまにかダークな感じに変わりおやすみモードに。機内エンタテイメント「LOTUSTAR(ロータスター)」には、映画、音楽、テレビ、ゲーム、キッズ、フライトマップなど一通りのコンテンツがラインアップされています。ベトナム映画やベトナムの音楽なんていうのもあるので、行きの機内で気分を盛り上げたい人にオススメです。
シートを倒してちょっと横になるだけのつもりが気付いたら2時間近くオチていたみたいでビックリ。まるで自分の家で寝ているかのような感覚で休めたのは、機内に搭載された最新の温湿度管理システムのおかげでしょうか。その昔は「アオザイ作ってベトナム雑貨買いまくるぞ~!」というヤングなパワーだけで平気だったベトナムへの6時間ですが、今回初めてビジネスクラスで行ってみると「なんて極楽なんだ~!」というのが率直な感想。あと1、2時間寝てもいいんですけど私、と思ったほどです。
誰でも出発の前日はバタバタして睡眠不足になりがち。しかも9時半出発と朝早いVN301便なので、寝不足で成田に向かう人が少なくないはず(今回のツアーでも前の晩に一睡もできずに参加した記者さんあり)。そんなとき、ビジネスクラスでゆっくり体を休めて現地入りできたのは本当によかったです。ましてや目的地がビーチでのんびり過ごすリゾート地ではなく、道路を渡るのでさえ勇気とパワーがいるエネルギッシュな街ホーチミンだからなおさらなのです!
次回は、そんな喧騒の街ホーチミン観光編をレポートします。お楽しみに~♪