ANAとベトナム航空が提携強化。マイル積算対象便やコードシェアを拡大

ANAとベトナム航空の提携を強化。写真は2016年5月の提携発表会見より

　ANA（全日本空輸）とベトナム航空は10月26日、コードシェア便の拡大やマイレージ積算対象便の拡大などの提携強化を発表した。両社は2016年10月の冬期スケジュールからコードシェアや、ベトナム航空CA（客室乗務員）のANA運航便への乗務などの提携をスタート。この10月末で1周年を向かえることから、記念キャンペーンも実施している。

　現在、日本～ベトナム間の国際線で28便、ベトナム国内線で8便、日本国内線41便を展開しているコードシェアを拡大し、10月29日から新たにハノイ～シェムリアップ線、シェムリアップ～ホーチミンシティ線のベトナム航空運航便でコードシェアを開始。対象便は下記のとおり。

新規コードシェア便

VN837便（NH9740便）：ハノイ発～シェムリアップ着
VN812便（NH9741便）：シェムリアップ発～ホーチミンシティ着

　また、ANAマイレージクラブのマイルへの積算は、これまでコードシェアを実施している便に限られていたが、9月1日からはコードシェア便を運航している区間のすべての便へ積算対象便を拡大した。

　このほか、10月1日～12月1日の期間で、日本～ベトナム間をANAまたはベトナム航空のビジネスクラスを利用する人を対象に2000マイル、ANAマイレージクラブ会員がベトナム航空の国内コードシェア路線を利用した場合にプラス100％のボーナスマイルを付与する。