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NEXCO中日本、2月13日15時に開通を控える新東名 豊田東JCT~浜松いなさJCTを公開
工事の進捗は「100%に近い99%以上」
(2016/2/5 19:37)
- 2016年2月4日 実施
- 2016年2月13日15時 開通
NEXCO中日本(中日本高速道路)名古屋支社は2月4日、2月13日に開通予定となっている新東名高速道路 豊田東JCT(ジャンクション)~浜松いさなJCT間の報道関係者向け現場見学会を実施した。
同区間は2014年度の開通を目指して工事が進められていたが、「複数の切土のり面で地滑りの兆候や大規模な崩落が発生したこと」「自然由来の黄鉄鉱・重金属を含んだ土砂が推定以上に大量発生したこと」「橋梁基礎の沈下が発生したこと」により、工期を延長していたもの。当初、新たな開通時期として2015年度末を見込んでいたが、1カ月ほど前倒しされ2月13日開通となった。
開通予定まで1週間あまりとなった現在、工事の進捗状況は「ほぼ100%に近い99%以上」とのことで、現在は設置機器の点検や調整、SA(サービスエリア)内の色付き舗装など、仕上げを行なっている段階だという。
今回の開通により新東名高速道路は愛知県、静岡県内の約200kmがほぼ完成。御殿場JCT~豊田東JCT間において、従来からある東名高速とのダブルネットワークが形成されることになる。事業化が決定済みの残る御殿場JCT~海老名南JCT間、約53kmは2018年度から2020年度に開通する予定となっている。
見学会では岡崎SA付近から新東名高速道路に入り、上り線を逆走。豊田東JCTで折り返し下り線を逆走し岡崎SA、新青木川橋、岡崎東IC(インターチェンジ)、佐名川橋、長篠設楽原PA(パーキングエリア)、新城IC、浜松いさなJCTと巡る行程。工事の関係で下り線を逆走するルートが多く、開通後に見る風景とは若干異なってしまうが、雰囲気はつかめると思う。それでは順に紹介していこう。