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NEXCO中日本、新東名 浜松いなさJCT~豊田東JCTを開通。新城ラリー参戦車両や服部半蔵忍者隊が登場した長篠設楽原PAの開通式典

2016年2月13日15時 開通

 NEXCO中日本(中日本高速道路)は2月13日、同日15時から開通した新東名高速道路(新東名)浜松いなさJCT(ジャンクション)~豊田東JCTの開通式典を長篠設楽原PA(パーキングエリア)上り線において行なった。

 同区間の開通にあたっては、2つの会場で開通式典が用意され、午前中の岡崎SA(サービスエリア)において行なわれた開通式典に続いて、長篠設楽原PAにおいても開通式典が実施された。

 式典には、前国土交通大臣で衆議院議員の太田昭宏氏、愛知県知事の大村秀章氏、静岡県知事の川勝平太氏、中日本高速道路 代表取締役社長の宮池克人氏らが出席。登壇者を代表して太田氏が挨拶した。

開通式典で祝辞を述べた衆議院議員の太田昭宏氏

 太田氏は「浜松いなさJCT~豊田東JCTの約55kmの開通をもって、愛知県内の新東名は全線開通の運びとなります。新城市で生まれ、新城小学校で学び、豊橋市で育った私としても大変うれしく思います。国土交通大臣時代の平成26年(2014年)4月に現地を視察してから約2年、地元の皆様、関係機関の皆様のご尽力により事業が進められて今日の日を迎えられ、まさに万感の思い」と、開通への喜びを語った。

 続けて、太田氏は「三河地域は、世界第4位の自動車輸出入台数を取り扱う三河港をはじめ、自動車関連企業が多く立地する工業が盛んな地域であります。農業ではキャベツの生産数も多く、カキやみかんなどの果物も豊富です。漁業ではアサリの漁獲量が全国一であるなど、工業、農業、漁業のバランスが取れたポテンシャルの高い地域でもあります」と、周辺地域を紹介。

 また「観光面では長篠の古戦場、鳳来寺山、中設楽の花祭、茶臼山高原の芝桜など、奥三河地域には多くの観光地がありますが、本日の開通により奥三河地域への日帰り観光圏域が大きく拡大し、来訪者の増加にも期待が膨らみます」と期待感を寄せた。

 さらに、太田氏は「平成24年(2012年)4月に開通した新東名の静岡県区間においては、地震時の津波被害がなく地盤が強固な内陸部への工場立地が進み、内陸のフロンティアを拓く取り組みが推進されており、地域に広くストック効果が表れていると聞いております。この地域においても本日の開通が地域の経済活動を活発にして皆様の生活により一層の豊かさをもたらすものと確信している」とコメントした。

 同会場では開通式展に続いてテープカットセレモニーが実施され、太田氏のほか、新城市長の穂積亮次氏、衆議院議員の今枝宗一郎氏らが参加。テープカットのあと、早朝より開催されたウォーキングイベント参加者達が乗ったバス等が一足早く新しい高速道路を走行した。

会場で実施されたテープカットセレモニー。写真左から、衆議院議員の今枝宗一郎氏、衆議院議員の太田昭宏氏、新城市長の穂積亮次氏
愛知県警の白バイやパトカーの展示
新城ラリー参戦車両の展示
9時半頃から地元市民に向けたウォーキングイベントが開催され、お汁粉などが振る舞われた
開通式典を前に地元団体などによる陣太鼓、よさこい踊りなどが披露された
火縄銃演武隊が火縄銃の実演も(ガスを使用した祝砲で)
服部半蔵忍者隊によるパフォーマンスも
白バイとパトカーに先導されて、開通式典に出席した議員やウォーキングイベントに出場した市民を乗せたバスが開通前の新東名を走行した

(編集部:椿山和雄)