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ANAのエアバス A380型機「フライング・ホヌ」が約3か月ぶりに空へ。成田空港発着で26分間フライト
2020年6月22日 16:14
- 2020年6月22日 飛行
ANA（全日本空輸）は6月22日、ハワイ・ホノルル線に導入しているエアバス A380型機「FLYING HONU（フライング・ホヌ：空飛ぶウミガメ）」を約3か月ぶりに飛行させた。
同社のエアバス A380型機は現在2機運航されており、ハワイ・ホノルル線限定で運航されているが、新型コロナウイルス禍のため3月24日にホノルル・ダニエル・K・イノウエ国際空港を出発し、25日に成田空港に到着したNH181便、NH183便を最後に運航を休止。成田空港で待機している。
ちなみに、新型コロナウイルスの影響によってサンセットオレンジの3号機の受領も遅れ、当初の4月受領予定を秋受領へと延期している。
エアバス A380型機の旅客運航の再開については現在も目途が立っていない状況とのことだが、飛行がない状態が90日以上続くと重整備が必要となることから、この重整備を回避し、いつでも運航を再開できるようにするため、短時間ながら成田発～成田着のフライトを行なった。余談ながら、このようなケースでも飛行の種類としては「フェリーフライト」と呼称されるという。
この日のフライトにあたって191番スポットに駐機したエメラルド・グリーンの2号機（登録記号：JA382A）が、NH9058便として13時24分に出発。13時40分にA滑走路（34L滑走路）から離陸し、26分間の飛行を経て、14時06分にA滑走路に着陸。14時14分に191番スポットへと帰着した。
22日は2号機がフライトしたが、ANAブルーの1号機（JA381A）についても同様の飛行を予定しているという。
