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ANAのエアバス A380型機が同日に2便出発。「FLYING HONU（空飛ぶウミガメ）」が週10便化。乗客は2便ともに500名以上
2019年7月3日 00:23
- 2019年7月1日 週10便運航開始
ANA（全日本空輸）は7月1日、エアバス A380型機による成田国際空港～ハワイ・ホノルル ダニエル・K・イノウエ国際空港線の運航を週3便から、週10便へ拡大した。7月2日には2機のエアバス A380型機が成田空港を約1時間差で出発した。
かねてからアナウンスされていたとおり、ANAは5月24日の就航から6月30日まではエアバス A380型機によるホノルル線を週3便で運航。5月18日には2機目が日本に到着し、すでに6月18日から2号機の旅客運航も実施している。
そして、7月1日からは週10便化。7月1日は月曜日なので、週3便からデイリー運航体制へと移行したNH184/NH183便を、初めて月曜日にエアバス A380型機で運航。翌7月2日の火曜日、週3便で運航するNH182/NH181便のエアバス A380型機による運航をスタートした。
エアバス A380型機での運航便（2019年7月1日～）
NH184便： 成田（20時10分）発～ホノルル（08時30分）、毎日運航
NH182便： 成田（21時30分）発～ホノルル（09時50分）、火・金・日曜運航
NH183便： ホノルル（11時30分）発～成田（翌14時55分）、毎日運航
NH181便： ホノルル（12時45分）発～成田（翌16時15分）、火・金・日曜運航
（参考）エアバス A380型機での運航便（～2019年6月30日）
NH184便： 成田（20時10分）発～ホノルル（08時30分）、火・金・日曜運航
NH183便： ホノルル（11時30分）発～成田（翌14時55分）、火・金・日曜運航
7月2日の成田空港 第1旅客ターミナルには、2機のエアバス A380型機「FLYING HONU」が並んで駐機。駐機スポットは45番と46番で、いずれも2階席に直接搭乗可能な設備を備えるエアバス A380型機対応スポット。ANAをはじめとするスターアライアンスが利用する第4サテライト、第5サテライトのエアバス A380対応スポットはこの2か所のみなので、週に3回はこの光景が見られることになるはずだ。
ちなみに、2020年春には3機目を導入予定で、そちらに備えて現在、第5サテライトにもエアバス A380対応スポットを整備している。
7月2日は、先に出発するNH184便が45番スポット、NH182便が46番スポットを使用。エメラルドグリーンの2号機がNH184便、ANAブルーの1号機がNH182便で運用された。
就航から1か月以上が経過した現在、しかも7月上旬は例年だとローシーズンとなる時期ではあるが、NH184便は518名（内訳はファーストクラス8名、ビジネスクラス55名、プレミアムエコノミー/エコノミークラス440名、幼児15名）が搭乗。NH182便には523名（内訳はファーストクラス8名、ビジネスクラス53名、プレミアムエコノミー/エコノミークラス439名、幼児23名）と就航以来、好調な搭乗率を維持している。
