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三菱重工、スペースジェット初号機引き渡しを2021年度以降に延期

2020年2月6日 発表

三菱重工業はSpaceJetの量産初号機引き渡し予定時期を2021年以降へ変更する

 三菱重工業は2月6日、同日発表した2019年度第3四半期決算において、国産ジェット旅客機「三菱スペースジェット M90」量産初号機の引き渡し予定時期を、従来の2020年半ばから、2021年度以降になるとの計画変更を発表した。

 三菱スペースジェットの納入延期は今回で6度目。同日には三菱航空機の代表取締役を変更する役員人事も発表した。

 第3四半期決算では、特別損失を計上するとともに、連結財務諸表における繰延税金資産を計上。通期の損失も見直しを行なったほか、短信のなかで「今後、納入時期変更に伴う顧客等との協議結果等により追加の負担が発生し、将来の財政状態及び経営成績に影響が生じる可能性がある」としている。

決算資料より