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MRJが型式証明取得に向けて飛行試験を開始。設計変更した4号機「Shinobi」を使用

2019年3月3日 開始(現地時間)

三菱航空機は「MRJ」型式証明取得のための飛行試験を開始した(写真は1号機)

 三菱航空機は、国産リージョナルジェット「MRJ(Mitsubishi Regional Jet)」の型式証明取得のための飛行試験(TCフライト)が、3月3日(現地時間)に米ワシントン州モーゼスレイクで始まったことを明らかにした。

 MRJは2018年12月21日に飛行試験開始確認書を国土交通省 航空局から受領しており、今後すべての試験を終えて型式証明を取得すれば、量産と引き渡しに移ることになる(関連記事「三菱航空機、MRJの飛行試験開始確認書を受領。型式証明取得の最終段階に」)。

 飛行試験に使われているのは設計変更を反映した4号機(愛称:Shinobi)で、三菱航空機は飛行試験の開始に寄せて「良好な結果を取得しつつある」とコメントした。同社はローンチカスタマーのANAに対し、2020年半ばに引き渡しを開始するとしている。