イベントレポート

【パリ航空ショー 2019】三菱スペースジェットがパリを離陸。型式証明試験のため再びシアトルへ

2019年6月18日(現地時間)離陸

スペースジェットがパリ航空ショー会場をあとにした

 フランス ル・ブルジェ空港で6月17日~23日(現地時間)、世界最大級の航空展示会「パリ航空ショー(International Paris Air Show)2019」が開催されている。

 三菱航空機はMRJを改称した「三菱スペースジェット(Mitsubishi SpaceJet)」の90席仕様「スペースジェット M90」を会場に展示していたが、会期2日目の18日、閉会間際に同社パビリオン前の展示位置から移動を始め、19時30分ごろ(現地時間)にル・ブルジェ空港を離陸した。

 同社は6月7日に名古屋で実施した定例会見の際に、「型式証明試験の最中なので現地には数日しかいない」と説明しており、その宣言どおりとなった。

パリを飛び立つために滑走路区域に進入してくるスペースジェット
スタッフを乗せるため、一旦エプロン地区へ
スタッフを乗せ、飛び立つために滑走路へと向かう
滑走路へ向かうスペースジェットを見送る、自衛隊機「P-1」のスタッフ
スペースジェットと入れ違いに滑走路地区に入ってくるP-1
P-1の後方に、滑走路へと向かうスペースジェットが見える
スペースジェットはどんどん奥へ
ル・ブルジェ空港を離陸するスペースジェット
パリを離れてアメリカへ向かう