旅レポ

おんせん県・大分の由布院で自家源泉温泉&サウナ完備のRakuten STAY VILLAに泊まってきた。旅亭監修の夕朝食は簡単セルフ調理でも満足度高め!

2026年2月27日 グランドオープン
「Rakuten STAY VILLA 由布院温泉」

 楽天ステイは「Rakuten STAY VILLA 由布院温泉」(大分県由布市湯布院町川北899-35)を2月27日にグランドオープンする。この開業に先立ち施設に試泊する機会を得たので、本稿ではその特徴をお伝えしたい。

 楽天グループの宿泊ブランド Rakuten STAYでは、戸建て型の「HOUSE」、ガレージハウス型の「MOTEL」などさまざまなタイプの施設を全国に展開しており、今回紹介する「Rakuten STAY VILLA 由布院温泉」は連なった3棟と独立した17棟の計20室からなる「VILLA」タイプの宿泊施設となる。

 日本一の「おんせん県」として知られ、源泉数、湧出量ともに全国第一位の大分県のなかでも別府と並び高い人気を誇っているのが由布院温泉。今回訪ねた施設は、この温泉の玄関口ともいえるJR由布院駅からタクシーを利用しても6分程度と便利な場所にありながら、駅前の喧騒とは無縁の静かな環境が魅力で、敷地内から望む由布岳や山並みがとても美しい。大分自動車道 湯布院ICが施設から2分程度とクルマのアクセスもとてもいいので、公共交通機関を使ってもマイカーやレンタカーを使っても不便は感じないだろう。

「Rakuten STAY VILLA 由布院温泉」は湯布院ICからクルマで2分。JR由布院駅からタクシーを利用しても6分の好立地
敷地内から見える由布岳

 客室面積は1棟あたり61~103m2で、部屋のタイプは2階建てで定員10名の「Aタイプ」、離れ棟のある定員8名の「Bタイプ」、平家で定員6名の「Cタイプ」、平家で定員4名の「Dタイプ」の4種。

 いずれも自家源泉の天然温泉とサウナ、テラスを備え、料金はA/Bタイプが5万4000円~、C/Dタイプが4万5000円~となっている(素泊まり、税込み)。なおAタイプの1室、Dタイプの4室は玄関横に足洗水栓、部屋にケージ、フードボウル、ベッドを備えた「ドッグフレンドリールーム」となっていて、愛犬と一緒に宿泊できる。

敷地内から望む山並みも美しい。手前に並んでいるのは平家建てのCタイプ

Rakuten STAY VILLA 由布院温泉 Aタイプ

【Aタイプ】2階建て、定員10人のAタイプ外観
【Aタイプ】リビング
【Aタイプ】ドッグフレンドリールームではワンちゃんはこの小上がりで過ごしてもOK(ベッドの上のみ不可)
【Aタイプ】小上がりの壁面に用意されたスクリーンにプロジェクターの映像も投影できる
【Aタイプ】クイーンサイズのベッドが2台並ぶ2階の寝室
【Aタイプ】テラス

Rakuten STAY VILLA 由布院温泉 Bタイプ

【Bタイプ】開放感のある吹き抜けが特徴のリビング
【Bタイプ】2階の和室から望むリビング
【Bタイプ】ダイニングキッチン
【Bタイプ】寝室はすべて2階。ダブルサイズのベッドが2台並ぶ洋室
【Bタイプ】寝室の壁面にはプロジェクターの映像が直接投影できる
【Bタイプ】布団が4組敷ける2階の和室
【Bタイプ】テラス。階段を登ると露天岩風呂とサウナのある離れ棟がある

Rakuten STAY VILLA 由布院温泉 Cタイプ

【Cタイプ】リビング。右側にはテレビ、左側の壁際にはクイーンサイズのベッド
【Cタイプ】クイーンサイズのベッドは2台
【Cタイプ】テレビ前にスクリーンを下ろせばベッドの間に設置したプロジェクターの映像を楽しめる
【Cタイプ】ダイニング。イスやライトなど調度品も部屋のタイプごとに異なる

Rakuten STAY VILLA 由布院温泉 Dタイプ

【Dタイプ】定員4名のDタイプ(ドッグフレンドリールーム)
【Dタイプ】ケージ、フードボウル、ベッドを備えたドッグフレンドリールーム
【Dタイプ】人工芝を敷いた客室専用ドッグラン
どの部屋にもエアコンのほか、床暖房が備わっているので寒い時期でもすぐに快適に過ごすことができる

 施設には有人のフロントはなく、予約時に発行される暗証番号で入室したあとにチェックイン~チェックアウトまでの手続きを客室内に用意されたタブレットで行なう。事前に宿泊者情報をWebサイトにて登録しQRコードを発行しておくと現地ではチェックイン時にQRコードをかざすだけ。チェックアウト時もワンクリックと非常に簡単だ。

 なお、Aタイプ、Bタイプは1棟あたり2台、Cタイプ、Dタイプには1棟1台の駐車場が備わり、そのほかにEV用の給電施設を3台分、車いす優先スペースを1台分用意している。

予約時に発行される暗証番号で入室したらまずこの端末でチェックイン
EV用の充電施設は3基

「おんせん県」の由布院で楽しむ自家源泉の天然温泉と本格的なプライベートサウナ

 部屋のタイプ別に多少の違いはあるものの「Rakuten STAY VILLA 由布院温泉」ではすべての客室に自家源泉の天然温泉と本格的なサウナが備わっている。

 今回試泊したのは「Bタイプ」の客室。天然温泉は露天岩風呂と内風呂の2種。露天岩風呂とサウナは離れ棟にあり、母屋の内風呂、離れ棟それぞれに洗面脱衣室を用意している。天然温泉はクセのないアルカリ単純泉で、温度もそれほど高くないので入りやすい。サウナはセルフロウリュができるもので今回は80℃程度で利用してみたが、サウナストーンに水をかけるたび高温のスチームの対流を感じられ非常に気持ちよく過ごせた。サウナ室の外には常温と冷水が選べるウォーターサーバーを用意しているので、こまめに水分補給できるのはありがたい。欲を言えば水風呂も欲しいところだが、今回は冷水のシャワーで代用した。

 なお、すべてのタイプの棟にサウナを用意しており、基本は今回利用した高温サウナだが、6棟あるCタイプのなかで3棟のみがスチームサウナとなっているので、予約時に好みに合わせて選ぶこともできる。

「Rakuten STAY VILLA 由布院温泉」は全棟に自家源泉の天然温泉が備わる
A/Bタイプは露天岩風呂と内風呂の2か所、C/Dタイプは内風呂のみ
シャンプー、コンディショナー、ボディソープ
全棟に備わるサウナ。セルフロウリュも可能
Cタイプはほかの棟と同じ高温サウナが備わる3棟とスチームサウナが備わる3棟がある(写真はスチームサウナ)
サウナ室の外にはウォーターサーバーを用意しているので水分補給もこまめにできる。タオル、ルームウェアは洗面台の下に用意していた
露天岩風呂を備えたA/Bタイプでには外気浴スペースもある
すべての棟に洗濯乾燥機が備わっている

地元由布の料理宿「旅亭 田乃倉」の料理長が監修した地元食材をふんだんに使った料理を堪能する

今回の夕食は「大分県産かぼすブリと奥豊後豚のしゃぶしゃぶ」

 ヴィラならではのプライベート空間で楽しむ食事も充実している。部屋の冷蔵庫には事前に注文したメニューの食材のセットが用意されていて、簡単な調理で本格的な食事をいただけるのも大きな魅力だ。今回の試泊では「大分県産かぼすブリと奥豊後豚のしゃぶしゃぶ」が用意されていた。

 ご飯は1合ずつ小分けになっている無洗米と規定の水を炊飯器に入れてスイッチを押すだけ。しゃぶしゃぶも野菜がセットされた鍋にボトルに用意されたダシを入れ、卓上IHクッキングヒーターに乗せるだけと手間要らず。上品な味わいのおばんざいをいただきながら温まるのを待ち、メインディッシュを楽しんだ。最後に鍋にご飯を入れて〆の雑炊まで作り、ヴィラでの食事を堪能した。

冷蔵庫にセットされた食材や飲み物、お菓子など。右下のボトルはしゃぶしゃぶ用のダシ
食材の箱に食材の内容が記されているので間違えることはない。茶色い箱はおばんざい。生卵も用意されていた
まずは、おばんざい。どれも上品な味でいきなり満足度高し
しゃぶしゃぶは、かぼすブリと奥豊後豚の2種
このような形で鍋にしゃぶしゃぶ用の具材がセットされ冷蔵庫に入っている
ご飯は一合ずつパックされた無洗米と水を炊飯器に入れスイッチをいれるだけ。こちらも簡単
鍋はボトルに入ったダシを入れ、卓上IHクッキングヒーターで温めるだけ

 朝食は大分県産かぼすブリのりゅうきゅう丼。この甘辛いつけ汁に浸けた刺身をご飯に乗せた大分の郷土料理も、すべての食材を瓶詰めで用意しているので手間要らず。それでいて味は上品かつ本格的。普段料理を一切しない人でもしっかり美味しくいただける。

朝食は、かぼすブリのりゅうきゅう丼
このような形で用意されているので、お吸い物を温め、ご飯を炊いたら瓶詰めの具材を乗せるだけ。それだけですごく美味しい。杏仁豆腐つき
冷蔵庫にあった宇治抹茶クッキーもイタリアの白ワインも大分県産のかぼすリキュールもみんな楽天市場で購入可能
電子レンジ、炊飯器、電気ケトル、コーヒーメーカー。どれも難しい操作はないが、すべてQRコードで簡単な使用説明書をスマホで見られるようになっている
食器やカトラリー、調理器具などは引き出しにマークがあるので分かりやすい
部屋に置いてある説明書き(左)、スマホで見る設備・備品の使い方(中)、食事の調理方法(右)
そもそもそんなに難しくはないものの、調理の仕方も写真入りで確認できる

 全国的にも人気が高い温泉地、由布院。その玄関口JR由布院駅からクルマでわずか6分の距離にあり、一切の喧騒から解放されるヴィラで温泉に静かに浸かりながら過ごす時間は、とても贅沢なひとときだった。

 なお、Rakuten STAY公式アプリは好みの条件に合う全国のRakuten STAYを簡単に検索でき、アプリ予約割引も用意されているので、興味のある方は一度覗いてみてほしい。

高橋 学

1966年 北海道生まれ。仕事柄、国内外へ出かける機会が多く、滞在先では空いた時間に街を散歩するのが楽しみ。国内の温泉地から東南アジアの山岳地帯やジャングルまで様々なフィールドで目にした感動をお届けしたいと思っています。