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日本初・世界で5軒しかない特別なスタバ「スターバックス リザーブ ロースタリー東京」が中目黒にオープン。店内を紹介
ケビン・ジョンソン社長も来日
2019年2月27日 18:39
- 2019年2月27日 公開
- 2019年2月28日 オープン
スターバックスコーヒージャパンは、東京・中目黒に「スターバックス リザーブ ロースタリー東京」を2月28日にオープンするにあたり、内覧会を実施した。
「スターバックス リザーブ ロースタリー」は焙煎工場を併設したスターバックスの「コーヒーイノベーションを表現した」というコンセプト店舗で、2014年にアメリカ・シアトルに1号店をオープンして以来、2017年の中国・上海、2018年9月のイタリア・ミラノ、12月のアメリカ・ニューヨークに続き、東京は世界で5番目の店舗となる(6店舗目はシカゴを予定)。
中目黒駅から目黒川沿いを歩くこと10分強、1200m 2 という敷地に、4階建て、延床面積2966m 2 の建物を、建築家・隈研吾氏とスターバックスのコラボレーションによりあらたに建設。各フロアごとに異なるテーマで「圧倒的でのめりこむような最高のコーヒー体験」を提供する。
米国からスターバックス・カンパニー 社長 兼 CEOのケビン・ジョンソン氏らが来日し、スターバックスコーヒージャパン CEOの水口貴文(みなぐちたかふみ)氏や隈研吾氏らとともに内覧会に出席。「スターバックス リザーブ ロースタリー東京」について説明した。
「スターバックス リザーブ ロースタリー東京」概要
オープン日: 2019年2月28日
営業時間: 7時~23時
※2月28日~3月3日/3月9日~10日は入場制限を実施。優先入場チケット当選者は7時~9時に入店。それ以外は9時~
所在地: 東京都目黒区青葉台2-19-23
延床面積: 2966m 2
建物: 4階建て
ロースターパートナー(従業員数): 約250名
Webサイト: スターバックス リザーブ ロースタリー東京
Webサイト: 「スターバックス リザーブ ロースタリー東京」入場に関してのご注意
「スターバックス リザーブ ロースタリー東京」を「チャレンジの象徴」として、「コーヒーのワンダーランド」にしていきたい
「スターバックス リザーブ ロースタリー東京」の関係者や内覧会出席者に感謝を述べたスターバックスコーヒージャパン CEOの水口貴文氏は、1996年に25人で始めた「スターバックスコーヒージャパン」は、「コーヒーへの情熱」「毎日約80万人という利用客にちょっとでも明るい気分、楽しい気分、リラックスした気分になってもらいたいという気持ち」「全国に展開する店舗の各地域のコミュニティに対してできることを考える」、これら3つのことを大切にしてきたと紹介。そしてこれまでの23年間をベースに「次の20年の扉を開ける大きな原動力」が「スターバックス リザーブ ロースタリー東京」だと語った。
そして「さらにチャレンジを続けて、お客さまに新しい体験、温かい体験をお届けしていきたい。地域の皆さま、日本という国に対してスターバックスができることにしっかりと取り組んでいきたい」と述べ、「スターバックス リザーブ ロースタリー東京」を「チャレンジの象徴」として、「コーヒーのワンダーランド」にしていきたいと話した。
また、「スターバックス リザーブ ロースタリー東京」で焙煎した「TOKYO ROAST」を明日(2月28日)から全国のスターバックスで発売することも合わせて発表した。
日本の文化への敬意を込めてデザインした
スターバックスブランドのデザイン面を統括する、スターバックス・カンパニー チーフデザインオフィサーのリズ・ミュラー氏は、「スターバックス リザーブ ロースタリー東京」について、例えば折り紙をモチーフにした天井、目黒川にサクラの花びらが舞い散る様子をモチーフにしたキャスクのデザインなど、「日本の文化への敬意を込めてデザインした」と説明。「世界的な建築家である隈さんとお仕事できたことに感謝します」と述べて、隈氏にバトンタッチした。
東京でも格好いい場所にロースタリーが建ったのは“最高の組み合わせ”
隈研吾氏は「目黒川があって、桜並木があって、東京でも格好いい場所にロースタリーが建ったのは“最高の組み合わせ”」とロケーションを絶賛。新しいチャレンジの象徴ということで、外観を中心に杉の木をメインに使ったという。
「杉の明るい色はスターバックスにとってチャレンジだった」とのことだが、「コーヒー店は濃い色の木材」という既成概念ではなく、「新しい日本の象徴を明るい杉で表現した」と説明。また、各所にテラス席を設けており、「テラスは縁側をイメージしており、縁側でコーヒーやアルコール、目黒川の流れや桜を楽しんでもらえたら」とデザインのポイントを紹介した。
スターバックスのパートナーが職人技を披露するステージ
スターバックス・カンパニー 社長 兼 CEOのケビン・ジョンソン氏は、1971年に創業したスターバックスだからこそ「最終的な究極のプレミアムな経験」を提供できると考え、それを形にしたのが2014年オープンのシアトル1号店だと紹介。
日本はスターバックスの歴史のなかで、北米以外のインターナショナル初進出の国であり、日本のパートナー(店舗スタッフ)は「スターバックスのヒューマンコネクションというコンセプトを受け入れ、店舗でお客さまにそのサービスを提供してきた」と評価し、「究極の、より高いレベルのコーヒーの経験を提供する」ために「スターバックス リザーブ ロースタリー東京」ができたと述べた。そしてここは「スターバックスのパートナーが職人技を披露するステージ」であり、「誇りを持ってコーヒーを完璧に提供する」と太鼓判を押した。
3階:「ARRIVIAMO BAR」
3階にはアルコールも含めた「スターバックス リザーブ ロースタリー東京」ならではのビバレッジや、お酒に合うフードを楽しめる「ARRIVIAMO BAR」が入っている。