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つくばエクスプレス、秋葉原/北千住/つくばなど5駅でタッチ決済乗車に対応。2025年春から磁気乗車券は段階的に廃止

2025年夏 開始

タッチ決済とQR乗車券に対応した新型自動改札機

 つくばエクスプレス(TX)は、つくばエクスプレス線の5駅でクレジットカードのタッチ決済による乗車サービスの実証実験を2025年夏に開始する。

 実証実験は秋葉原/浅草/北千住/流山おおたかの森/つくば駅で実施し、2026年春に対象を同線の20駅すべてに拡大する。

 またQRコードを活用した乗車券への移行も進め、2026年秋には磁気乗車券を廃止し、QR乗車券の本稼働を目指す。各駅の改札機を交換しながらシステムを導入するため、2025年春から駅の一部通路で磁気乗車券の使用ができなくなる。

 現在の磁気乗車券は、用紙に金属を含みリサイクル時に環境負荷がかかるほか、磁気乗車券に対応する改札機・券売機の複雑さや専門性の高さが負担になっている。リサイクルが容易な素材でメンテナンス性も高いQR乗車券へ段階的に移行することで、持続可能な鉄道サービスの提供を目指すとしている。

タッチ決済の実証実験とQR乗車券への移行日程
磁気乗車券を廃止しQR乗車券の導入を目指す