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UCC上島珈琲、「COFFEE STYLE UCC アトレ吉祥寺店」内覧会。「井の頭」ブレンドや黒糖カヌレを楽しめる

2019年3月13日 オープン

新しいコーヒースタイルを提案するカフェ「COFFEE STYLE UCC アトレ吉祥寺店」が3月13日オープンしました

 UCC上島珈琲は3月13日、吉祥寺駅直結の商業施設「アトレ吉祥寺」に「COFFEE STYLE UCC」の新店舗をオープンしました。

 場所はレストランやカフェが集まる1階の2番街。駅からは雨の日でも濡れることなくアクセスができる場所です。前日の12日に行なわれた内覧会をレポートします。

吉祥寺駅北口駅前ローターリー側から見た「COFFEE STYLE UCC アトレ吉祥寺店」
店内は薄いピンク色を基調としたやわらかい雰囲気
「COFFEE STYLE UCC アトレ吉祥寺店」概要

オープン日: 2019年3月13日
営業時間: 10時~21時
席数: 10席
所在地: アトレ吉祥寺 1階 2番街(東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-24)
定休日: アトレ吉祥寺の休館日に準じる

“私にぴったりのコーヒーに出会うことができる”「COFFEE STYLE UCC」

UCC上島珈琲株式会社 マーケティング本部長 常務取締役 石谷桂子氏

「COFFEE STYLE UCC」は「私にぴったりのコーヒーに出会うことができる」をコンセプトに、新しいコーヒーのライフスタイルを提案する業態として、UCCグループがスタートした物販・カフェ店舗。2018年3月に横浜に1号店がオープンしています。

 内覧会であいさつしたUCC上島珈琲 マーケティング本部長 常務取締役の石谷桂子氏は、「コーヒーは産地や豆のことなどが難しく、分からないから選べないという話をよく聞くのですが、もっと気軽に自分のライフスタイルに合ったものを選んで楽しんでもらえれば」と新しいコーヒーの楽しみ方「Food with Coffee」を強調。

 これは食べ物とのマッチングなど、その人のライフスタイルに合ったコーヒーを提案するというもの。その新しい楽しみ方を体験できるコーヒー「CAFE@HOME」シリーズを2号店となるアトレ吉祥寺店でも取り扱うことで、「Food with Coffee」を実際に体験しながらコーヒーを選ぶことができるとアピールしました。

1杯分(10g)が真空パックされている「CAFE@HOME」シリーズのコーヒー。パッケージがおしゃれなのでギフトにも最適

 続いて、アトレ吉祥寺店のオリジナルスイーツとして、沖縄の黒糖カヌレ専門店「ほうき星」と共同開発した「カヌレ・デ・ショコラ」が紹介されました。カヌレというのはフランス由来の焼き菓子のことで、「ほうき星」のカヌレは黒糖を入れることで日本人好みのやさしい味わいになっているのが特徴。

 “コーヒーの持つポテンシャルを存分に引き出すフード”として、プレーン、マイルドチョコレート、いちごなど、6種類のフレーバーを用意し各216円で販売します。

6フレーバーある「カヌレ・デ・ショコラ」。上段左からプレーン、マイルドチョコレート、いちご、オレンジ、はちみつヨーグルト、ホワイト抹茶
アトレ吉祥寺店の限定スイーツ「カヌレ・デ・ショコラ」を説明するUCC上島珈琲株式会社 DTC事業本部 企画チーム 進裕子氏。「カヌレと合わせたときのコーヒーの味わいの変化を楽しんでほしい」とのこと

「CAFE@HOME」シリーズの「Food with Coffee」には、8タイプのコーヒーがラインアップされています。普段馴染みのあるフルーツやチーズ、チョコレート、和菓子という8つのカテゴリーのフードにそれぞれ相性のよいコーヒーがマッチング。ちなみにコーヒーは単一の豆ではなく、それぞれのフードとの相性を見てブレンドされているとのこと。

「カヌレ・デ・ショコラ」との食べ合わせの体験!
まずコーヒーを一口飲んでから……
その後カヌレを一口。カヌレが口の中に残っている状態で再びコーヒーを

 内覧会では「カヌレ・デ・ショコラ」との食べ合わせを体験することができました。6種類のカヌレのひとつ「はちみつヨーグルト」には、苦味が控えめでほのかな酸味が感じられる「フォークリーミーチーズ」がぴったりということで選ばれていました。このコーヒーにはカマンベールチーズやクリームチーズも合うのだそう。

ほんのりと黒糖風味が香る優しい甘さの「カヌレ・デ・ショコラ」。4個単位で専用箱に入ったテイクアウトも
この「カヌレ・デ・ショコラ」は、「本日のカヌレセット」として、カヌレ1個とコーヒーのセットで500円でも販売されています
店内には「Food with Coffee」の体験ができるようにフードの取り揃えも豊富

 また、量り売り豆には、吉祥寺をイメージしたブレンドコーヒー6種類がラインアップされました。製品名が「SEIKEI73(成蹊73)」や「INOKASHIRA64(井の頭64)」などローカルな地名が付いているのが特徴で、価格は100gで550円~700円ほど。1号店の横浜同様に吉祥寺は地元愛の強いエリアであると分析しているとUCCの担当者。「カルチャー」や「地元」といったキーワードを意識してブレンドしたのだそう。

吉祥寺の街をイメージしたブレンドコーヒー豆「INOKASHIRA64(井の頭64)」。甘酸っぱい酸味が甘さに変わっていき、フレッシュな気持ちにしてくれるコーヒー豆だそう

新しいサービス「My COFFEE STYLE」の紹介も

 内覧会では、3月下旬からスタート予定のプラットフォームサービス「My COFFEE STYLE」の紹介も。この「My COFFEE STYLE」は、飲んだコーヒーの感想(好き/そうでもない)をレビューしていくことで自分の嗜好が可視化。その味覚評価データに基づいて、その人に合った嗜好のコーヒーを提案するサービスです。

 ライト/ストロングの「コク軸」、酸味/苦味の「味わい軸」が表示されたCOFFEEマップにマッピングされていくので、好みのエリアが集中していくと「コーヒーらしいビターな味わいが好きなんだな」などと自分の嗜好性が分かるようになるといいます。

「My COFFEE STYLE」サービスについて説明するUCC上島珈琲株式会社 マーケティング本部 デジタル推進部 部長 染谷清史氏

 この「My COFFEE STYLE」サービスをもとにユーザーの嗜好性の傾向を集計して、それに合うコーヒー豆を届けるサブスクリプションサービス(定期購買)も開始予定です。

専用サイトから申し込んだテイスティングキットを飲んでコーヒーマップを開設すると、嗜好に合わせたコーヒーが4種類届き、ユーザーはそのコーヒーを飲んでパッケージに付いているQRコードからレビューすることでマップが色付いていく。好みが可視化されていくことで、次の月には前月とは違った豆が届くというシステム
4種類の基準コーヒーのテイスティングを体験しました

「COFFEE STYLE UCC アトレ吉祥寺店」では今後この「My COFFEE STYLE」を活用した体験イベントを月数回のペースで開催予定です。開催日などは未定ですが、LINEアカウントで随時情報発信していくとのことでした。