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スターバックス、「門司港駅」に三等待合室を再現した新店舗。3月10日開店

2019年2月25日 発表

2019年3月10日 開店

「スターバックスコーヒー 門司港駅店」を3月10日に開店する

 スターバックスコーヒージャパンとJR九州(九州旅客鉄道)のグループ会社であるJR九州ファーストフーズは、「スターバックスコーヒー 門司港駅店」を3月10日に開店すると発表した。

 門司港駅は1914年(大正3年)に創建され、駅としては日本で初めて重要文化財に指定された。JR九州では2012年から駅の保存修理工事を進めており、大正時代の姿に復原され、同日の3月10日にグランドオープンを予定している。

「スターバックスコーヒー 門司港駅店」は門司港駅の1階に出店。建設当初の三等待合室を再現した店内は、白い漆喰壁に淡い黄色に塗装された腰壁や天井は、当時を思わせる空間となっている。

「スターバックスコーヒー 門司港駅店」概要

開店日:2019年3月10日
所在地:門司港駅 1階(福岡県北九州市門司区西海岸1-5-31)
営業時間:8時~21時
店舗面積:139.05m2
席数:48席(店内32席、テラス16席)

駅としては日本で初めて重要文化財に指定された門司港駅

「スターバックスコーヒー 門司港駅店」のデザインコンセプトは「Storyteller」。門司港駅の復原された駅舎や鉄道とともに「コーヒーを通じて地域の語り部として歴史や先人たちの情熱を伝えていきたい」という思いを込めている。

 店舗は、門司港駅の趣のある雰囲気と日本の産業革命と近代化を支えた北九州の工業地帯の歴史から、大版の鉄板に錆をまとわせたコルテン鋼をバーカウンターの壁面に使用し、そこに列車のヘッドマークを用いてスターバックス歴代のロゴマークを施した。

 天井の鉄骨や壁面の足元には役目を終えた九州の鉄道レールを再利用し、門司港駅を起点に九州の鉄道が発展、そして鉄道を通じて九州の文化、情報、人、ものをつないできたことへの敬意を表現。店内の一部のテーブルや椅子には福岡県産のセンダン材を使用し、地元の木工所が製作したオリジナルの家具を設置している。