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三陸沿岸道 気仙沼港IC~唐桑半島ICが3月6日開通。仙台~宮古を無料高速で接続。気仙沼湾横断橋も観光資源に

宮城県内の復興道路完成

2021年1月29日 発表

三陸沿岸道路 気仙沼港IC~唐桑半島IC間が3月6日15時30分に開通し、宮城県内の復興道路が完成する

 国土交通省 東北地方整備局 仙台河川国道事務所、宮城県、気仙沼市は1月29日、三陸沿岸道路(E45)気仙沼港IC(インターチェンジ)~唐桑半島IC間(延長7.3km)を3月6日15時30分に開通することを発表した。

 併せて、これまで仮称で呼ばれてきた3か所のICについて、「浦島大島IC」(仮称:大島IC)、「気仙沼鹿折IC」(仮称:気仙沼北IC)、「唐桑半島IC」(仮称:唐桑南IC)とすることを決定した。

 本開通により、宮城県内で「復興道路」として整備が進められてた延長約126kmが全区間開通し、仙台市と宮古市が無料高速で接続されることになる。

 東日本大震災時の津波浸水区域を回避でき、災害時における仙台市から気仙沼市への支援の所要時間を100分ほど短縮できると見込まれ、交通ネットワークの信頼性を向上。

 三陸沿岸地域は、2021年春からはNHK連続テレビ小説の舞台となるほか、東北6県とJR東日本によるデスティネーション・キャンペーン(2021年4月1日~9月30日)が予定されるなどのトピックが控えるなかで開通による観光活性化や、新たに開通する気仙沼湾横断橋も観光資源として期待されている。

開通効果