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復興道路の気仙沼湾に架かる橋梁の名称は「気仙沼湾横断橋」に決定。2020年度末に開通予定

2020年10月9日 発表

国交省、宮城県、気仙沼市は、「気仙沼湾横断橋」を正式名称に決定した

 国土交通省 東北地方整備局 仙台河川国道事務所、宮城県、気仙沼市は10月9日、三陸沿岸道路(E45)気仙沼道路で整備を進める、気仙沼湾に架かる橋梁の名称を「気仙沼湾横断橋」に決定したことを発表した。

 これまで仮称されてきた名称がそのまま正式名称となった格好。名称決定に際しては、8月31日~9月14日にアンケート調査を実施。「気仙沼復興大橋」「気仙沼リアス大橋」を抑えての採用となった。

「気仙沼湾横断橋」の名称に対しては、「スケールの大きさを表現できる、インパクトがある」「美しい気仙沼湾を横断する橋であることをイメージしやすい」「仮称として親しまれている、愛着がある、定着している」「所在を端的に示しており、わかりやすい、覚えやすい」といった意見があり、気仙沼市でも多くの支持を集めたという。

 気仙沼湾横断橋は、2020年度末の開通が予定されている気仙沼道路 気仙沼港IC(インターチェンジ)~唐桑南IC(仮称)間に架かる橋。橋長1344m(陸上部664m、海上部680m)で、気仙沼湾上は逆Y字型の主塔2本を支間長360mで配置する斜張橋となる。

アンケート調査で寄せられた意見
気仙沼湾横断橋の概要