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東北中央道 相馬~福島の全線開通はGW前後に延期。2月13日の地震で補修必要に

2021年2月19日 発表

2月13日の地震により橋梁補修工事が必要になったことから、2020年度末を予定していた東北中央道 霊山IC~伊達桑折IC間の開通を延期

 国土交通省 東北地方整備局 福島河川国道事務所は2月19日、東北中央自動車道(E13)霊山~福島間の開通を、当初予定の2020年度末(2021年3月)から、2021年ゴールデンウィーク前後へ延期することを発表した。

 復興支援道路として整備が進められている東北中央道 相馬福島道路(相馬~福島、延長約45km)のうち、最後の未開通区間となった霊山~福島の事業については、東北自動車道(E4)に接続する伊達桑折IC(インターチェンジ)~桑折JCT(ジャンクション)間が2020年月8月に開通。残る霊山IC~伊達桑折IC(延長12.2km)が2020年度末に開通し、相馬福島道路が全線開通する予定となっていた。

 しかし、2月13日に発生した地震後に点検した結果、橋梁の変形を吸収するための伸縮装置の間隔が縮小。その補修工事が必要となったことから、当初予定から繰り下げ、ゴールデンウィーク前後の開通になる見通しとなった。

位置図