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国交省、東北中央道 福島県相馬市~山形県新庄市が2022年度までに開通など、東北地方の開通見通しを発表

2020年2月6日 発表

国交省 東北地方整備局は、東北中央道、日本海沿岸東北道をはじめとする道路事業の開通見通しを発表した

 国土交通省 東北地方整備局は2月6日、整備を進めている道路事業の開通見通しを発表した。今年度より、「5年で見えるみちづくり」として、おおむね5年間の開通見通しを公表し、事業の進捗に応じて工程を精査したうえで定期的に見直していく方針を示している。

 今回の発表では、東北中央自動車道(E13)東根~尾花沢区間のうち、東根北IC(インターチェンジ)~大石田村山ICが2022年内、泉田道路が2022年度の開通予定となり、福島県相馬市~山形県新庄市間の延長約200kmが2022年度までに開通。さらに2025年度に新庄金山道路と横堀道路が開通する見通しとなっている。

 日本海沿岸東北自動車(E7)は、酒田みなとIC~遊佐比子IC(仮称)が2020年内、遊佐比子IC(仮称)~遊佐鳥海IC(仮称)が2023年度、二ツ井今泉道路が2023年度、遊佐象潟道路 小砂川IC(仮称)~象潟ICが2025年度、遊佐鳥海IC(仮称)~小砂川IC(仮称)が2026年度の開通予定となり、日本海沿岸東北道の全線約322kmのうち、山形県鶴岡市~秋田県小坂町間の約230kmが開通する見通しとなった。

東北中央道、日本海沿岸東北道の開通見通し
そのほかの道路事業の開通見通し
開通見通し一覧

 今後の見通しについて、来年度(2021年度)は復興道路/復興支援道路の全線開通を対象路線のうち948kmを開通。太平洋側の高速道路ネットワークが完成する。

 その後、2022年度に989km、2027年度に1017kmが開通する見通しで、東北中央自動車道は山形/秋田県境を除いて開通。東北地方の高速道路ネットワークが概ね完成する見通しを打ち出している。

東北地方整備局が整備を進める高速道路の整備状況
青森県内の開通見通し
岩手県内の開通見通し
宮城県内の開通見通し
秋田県内の開通見通し
山形県内の開通見通し
福島県内の開通見通し