ニュース

東日本大震災の復興道路・復興支援道路、2020年度末までに全線開通

2019年8月8日 発表

東日本大震災の復興道路・復興支援道路が2020年度末までに全線開通

 国土交通省 道路局 国道・技術課は、東日本大震災からの復興プロジェクトとして進めている復興道路・復興支援道路の整備が2020年度末までに完了する見通しとなったと発表した。

 同省が中心となって整備を進めている復興道路・復興支援道路の路線全長550kmにおよぶ。このうち約7割に相当する397kmが開通済みとなっているが、残りの153kmについても2020年度末までに開通できる見通しとなった。

開通の見通し

 今回、新たに開通の見通しが公表されたのは、2020年度末までに開通する見込みの5区間・延長約47km。

 岩手県内の国道45号・三陸沿岸道路の下閉伊郡普代村第16地割~久慈IC(インターチェンジ)の25kmと下閉伊郡田野畑村大芦~下閉伊郡田野畑村田野畑の6km、同県内の国道106号・宮古盛岡横断道路の宮古市平津戸~宮古市区界の7km、宮城県内の国道45号・三陸沿岸道路の気仙沼港IC(仮称)~唐桑南IC(仮称)の7km、福島県内の国道115号・相馬福島道路の福島保原線IC(仮称)~国道4号IC(仮称)の2km。

新たに開通の見通しが公表された5区間・延長約47km