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復興道路「気仙沼湾横断橋(仮称)」の名称についてアンケート募集。2020年度末開通予定

2020年8月31日 発表

国交省、宮城県、気仙沼市は、復興道路の「気仙沼湾横断橋(仮称)」の名称についてアンケートを開始した

 国土交通省、宮城県、気仙沼市は8月31日、三陸沿岸道路(E45)気仙沼道路の「気仙沼湾横断橋(仮称)」の名称についてのアンケート募集を開始した。9月14日まで受け付ける。

 気仙沼湾横断道路(仮称)は、気仙沼市松崎北沢~気仙沼市小々汐の間を大川、気仙沼湾を跨ぐように架かる橋長1344m(陸上部664m、海上部680m)の橋梁で、気仙沼湾上(海上部)は逆Y字型の主塔2本を東北最大の支間長360mで配置する斜張橋となり、気仙沼市の復興を支えるシンボルの一つとしても期待されている。

 すでに6月21日に主桁閉合を完了。2020年度末の開通に向けて作業が進められている。

 今回のアンケートは、橋の名称決定にあたって、地域に末永く親しまれる橋梁となるよう実施するもので、「気仙沼復興大橋」「気仙沼リアス大橋」「気仙沼湾横断橋」の3つの候補のなかから選択するもの。応募はインターネットまたは関連施設に設置された調査票で受け付ける。

 名称はアンケート結果を踏まえ、国、県、市で検討、審査のうえ、9月下旬ごろに発表。加えて、「愛称」についても別途募集する予定としている。

気仙沼湾横断橋(仮称)の位置図
アンケートの告知
気仙沼湾横断橋(仮称)の概要