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石巻市、「渡波稲井線」3月30日全線開通。市街地避けた三陸道~石巻港/牡鹿半島方面のアクセスに

2021年3月15日 発表

宮城県石巻市は都市計画道路「渡波稲井線」を3月30日15時に全線開通する

 宮城県石巻市は3月15日、都市計画道路「渡波稲井線」を3月30日15時に全線開通することを発表した。

 国道398号と県道稲井沢田線を結ぶ延長約3.5kmの道路で、うち698mは渡波稲井トンネルとなる。これまで国道398号側の約800mが開通しており、3月30日に残る約2.7kmが開通し、県道稲井沢田線がつながることになる。

 本道の開通により、渡波地区や牡鹿半島方面と三陸自動車道 石巻女川IC(インターチェンジ)間を、石巻市街中心部を経由せずに短時間でアクセスできるようになる。

渡波稲井線の概要

 また、同じく3月30日10時には、都市計画道路「石巻工業港運河線」の一部も開通。石巻市三河町の臨港道路に、国道398号など東西に延びる主要道と交差し、北北上運河を越えて国道45号に接続する道路で、このうち、臨港道路から運河手前の約1.3kmを開通。主要道の交差点に信号を設置するなど、交通の円滑化を図る。

都市計画道路「石巻工業港運河線」が3月30日10時に一部区間開通