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ANA、成田~インド・チェンナイ線に10月27日就航。南インドを結ぶ唯一の直行便を週3便運航

2019年7月18日 発表

2019年10月27日 就航

ANAは日本とインド南部を結ぶ唯一の直行便となる成田~チェンナイ線を10月27日から運航する

 ANA(全日本空輸)は7月18日、2019年度の航空輸送事業計画で冬期就航をアナウンスしていた成田~インド・チェンナイ線について、10月27日から週3便で運航することを発表した。ANAのインド路線ではデリー、ムンバイに続く3都市目となる。

 運航は日・水・金曜の週3便。機材はボーイング 787-8型機(169席仕様、ビジネスクラス46席、プレミアムエコノミー21席、エコノミークラス102席)を使用する。

 運航ダイヤは下記のとおり。チェンナイ周辺エリア発着のインド国内線接続に便利なダイヤとしている。

ANAの成田~チェンナイ線(2019年10月27日~)

NH825便: 成田(11時10分)発~チェンナイ(17時45分)着、日・水・金曜運航
NH826便: チェンナイ(20時30分)発~成田(翌07時25分)着、日・水・金曜運航

 チェンナイは、近年の経済成長が目覚ましく訪日需要も高まっているインドのなかでもとく成長が著しい都市で、自動車産業などの製造業が盛んなことから「インドのデトロイト」とも称されるという。日系企業の進出も多いほか、貨物需要も期待できるとしている。

 また、ヒンドゥー教の寺院やイギリス統治時代の名残を残す建築物など歴史・文化を中心とした観光の魅力もある。

 日本とインド南部を結ぶ直行便としては、就航時点ではANAの成田~チェンナイ線が唯一の直行便となる。ただ、JAL(日本航空)も「インドのシリコンバレー」と称されるというベンガルール(バンガロール)と成田を結ぶ路線を2020年夏までに開設することをアナウンスしている。

チェンナイ中央駅(画像提供:ANA)