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ハリー・ポッターが新学期の準備に訪れた「ダイアゴン横丁」お披露目。杖店や魔法銀行、石畳の路地もリアルに再現

「スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター」

2023年5月16日 公開

お披露目されたダイアゴン横丁のセット

 ワーナー ブラザーズ スタジオ ジャパンは5月16日、報道向けに「スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター」(東京都練馬区春日町1-1-7)のダイアゴン横丁のセットをお披露目した。

 9と3/4番線とホグワーツ特急、大広間、先日の魔法省に続くお披露目となり、ちょうど1か月後に迫った6月16日の正式オープンに期待が高まるばかりだ。

ホグワーツ魔法魔術学校の生徒にとって新学期の準備に欠かせない場所

 ハリー・ポッターシリーズでは、魔法界で人気の商店街として描かれている「ダイアゴン横丁」。第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」で、ホグワーツ魔法魔術学校への入学を間近にしたハリーが、学校生活で必要なものを買いに訪れるシーンで登場して以降、続編映画にも何度も登場している。

 ハグリットに連れられて、ロンドンのパブ「漏れ鍋」の裏にあるダイアゴン横丁に初めて足を踏み入れたハリー。目に入るものすべてに興奮し、キョロキョロしながら歩いていた姿が印象的だった。

 今回お披露目されたダイアゴン横丁は、実際の映画制作に携わったクリエイターが手掛けたクラフトマンシップあふれるセットで、石畳の路地の雰囲気が見事に再現されている。

 見どころは、ハリーが杖を買った(正確には杖がハリーを選んだ)「オリバンダーの店」や魔法界の銀行「グリンゴッツ魔法銀行」、ウィーズリー兄弟のいたずら専門店「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」など。

 オープンした際には、ぜひ知識豊富なインタラクター(ゲストの体験をお手伝いするスタッフ)から情報収集して、魔法界の商店街を楽しんでみてほしい。

ゴブリンが経営する「グリンゴッツ魔法銀行」。このなかに迷路のような地下金庫室があると想像してみて
ディテールが素晴らしい
ハグリットいわく「杖ならオリバンダーの店が1番だ」
作中でちらっと写る文字と同じで感動。創業は紀元前382年!
ショーウィンドウにはさまざまな杖。かっこいい!
鉄格子のあいだから見える店内には杖が入った箱がぎっしり
店内には17000個以上の化粧箱があって1つ1つにラベルが付いているのだそう
ペットのフクロウを手に入れるなら「イーロップス フクロウ エンポリアム(Eeylops Owl Emporium)」へ。ハグリットはハリーの11歳の誕生日プレゼントにここでヘドウィグを購入している
「フローリシュ・アンド・ブロッツ書店」。ホグワーツ魔法魔術学校の生徒はここで教科書を購入する。ギルデロイ・ロックハートが最新作を記念してサイン会が開かれたシーンを再現しているのでロックハートの本だらけ
双子のジョージとフレッドのお店「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」は、伸び耳から惚れ薬までたくさんのいたずらグッズが揃う専門店。「ハリー・ポッターと謎のプリンス」で登場する
「マダム・マルキン洋装店」は魔法使い用のローブを売るお店。ホグワーツ魔法魔術学校指定の制服もここで揃う
箒に乗って飛行する魔法界の人気スポーツ「クィディッチ」の用具店
店頭には魔法の箒が
細かい作りに感心
ハリーたちのように店内に入ることはできないが、完璧なセットを間近で見ることで存分にダイアゴン横丁を堪能できる

「スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター」のエントランス前には映画に登場するキャラクターをイメージした像がお目見えしている。開業後はチケットを持っていなくても楽しめるエリアなので、人気の撮影スポットになるだろう。

守護霊(パトローナス)
ハグリットとハリー
よく見ると「お前は魔法使いだ」という文字で装飾されている
ハリーの丸メガネが巨大オブジェに