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ハリー・ポッターの世界へ誘う西武鉄道「スタジオツアー東京 エクスプレス」運行スタート! リニューアルした豊島園駅 出発式に行ってきた
小池都知事「文化緑豊かなまちづくり進めたい」
2023年5月17日 11:46
- 2023年5月16日 実施
西武鉄道は5月16日、「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 メイキング・オブ ハリー・ポッター」(東京都練馬区春日町1-1-7)の開業に向けてリニューアルを行なった豊島園駅 駅前広場にて「池袋駅・豊島園駅リニューアル記念セレモニー」を開催した。
また同日は、映画「ハリー・ポッター」シリーズの主要キャスト3人を大胆にあしらったフルラッピング電車「スタジオツアー東京 エクスプレス」の出発式を実施。
東京都知事 小池百合子氏や練馬区長 前川耀男氏、ワーナー ブラザーズ代表者らが来賓としてセレモニーに出席し、池袋駅・豊島園駅のリニューアルポイントの紹介をはじめ、豊島園駅駅舎上部に新たに設置されたLEDビジョンの初披露やテープカットなどが行なわれた。
駅リニューアルのポイントを紹介した西武鉄道 工務部施設課の五味仁美氏によると、豊島園駅の駅舎上部に設置されたLEDビジョンでは、魔法の世界と四季を連想させるアニメーションを放映する。駅の利用者の日常に“少し非日常にエッセンス”を体感してもらいたいという目的からだ。
昼と夜で異なるアニメーションを流し、春夏秋冬の季節ごとのバージョン計8種類を用意。ワーナー ブラザーズから提供された「金のスニッチ」特別映像もあるのでファンは必見だ。
続いて記念式典は豊島園駅ホームに場所を移し、「スタジオツアー東京 エクスプレス」出発式を行なった。1番列車となったのは、11時52分発の各駅停車池袋行き。
車両には主要キャストのハリー、ロン、ハーマイオニーの3人を大胆にあしらっていて、映画「ハリー・ポッター」シリーズに登場する「禁じられた森」が背景となっている。ホグワーツの敷地内にある深い森が背景ということで、落ち着いたブルーカラーが新鮮だった。
ホグズミード駅をイメージしてリニューアルした豊島園駅には魔法世界を連想させるアイテム多数
それでは、ホグワーツ魔法魔術学校へとつづく「ホグズミード駅」をイメージした意匠へとリニューアルされた豊島園駅のホームから紹介しよう。
赤を基調とした駅構内は、ほどよいレトロさが醸し出されたデザインで、思わずスマホを向けてしまう。改修前の写真と比較してみるとその変貌ぶりがよく分かる。
豊島園駅ホームでは、2020年8月に惜しまれつつ閉園した「としまえん」のレガシーを継承したいという想いから、としまえんで走っていた模型列車の機関車をリメイクして空飛ぶ魔法列車のモニュメントとして設置。ベンチや電話ボックスを修復・加工して置いているのもポイントだ。
なおこの日は取材していないが、西武鉄道 池袋駅1・2番ホームはスタジオツアー東京への玄関駅として、英国・ロンドンの「キングス・クロス駅」をイメージしてリニューアルされている。池袋駅サインやエレベーター、階段のデザインが変わっているので注目してみてほしい。
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