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ホグワーツ魔法魔術学校「大広間」セット全貌公開! “組分け儀式”のあの場所を見てきました

「スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター」

2023年4月24日 公開

スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッターのホグワーツ魔法魔術学校の「大広間」セットを初公開

 ワーナー ブラザーズ スタジオ ジャパンは4月24日、報道向けに「スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター」のホグワーツ魔法魔術学校の「大広間」セットを初公開した。

 お披露目イベントには、ハリーやロン、ハーマイオニーたちがホグワーツ魔法魔術学校に入学した年齢と同じ“11歳”の年齢にちなんで、地元練馬区内の小学5~6年生を招待。重厚なドアを開けて大広間に足を踏み入れた子供たちは大興奮の様子。インタラクターと呼ばれるスタジオツアー東京の案内役の解説に耳を傾けていた。

 9と3/4番線ホグワーツ特急に続いて、初公開されたこの大広間は、ハリーたちが食事をしたり、魔法の決闘があったり、クリスマスのダンスパーティをしたりと、広大なホグワーツ魔法魔術学校のなかでも特に象徴的な場所。シリーズ1作目で入学の日に寮の組分けが行なわれたのもこの場所だ。

「ホグワーツへようこそ!」というアナウンスでドアが開き魔法の世界に足を踏み入れた子供たち
インタラクターによる大広間のセットの見どころなどを聞きながら見学

 大広間セットのツアーを体験し終えた男の子(11歳)は、「今日は緊張したけど、いろいろなものがたくさんあってびっくりした。映画は全部観ていないけどスネイプ先生が好き。お母さんがハリー・ポッター大好きなのでオープンしたらみんなでまた来たい」と話してくれた。

インタラクターから「登場人物で誰が好き?」と聞かれると「ハーマイオニー!」「スネイプ先生!」

 スタジオツアー東京 共同プロダクション・デザイナ―のニール・ラモント氏によると、この大広間の床はイギリスのウエストヨークシャー州で採れる耐久性に優れたヨークストーンで、1作目から同じ石を使っているのだという。また家具類には丈夫なオーク材を使うなど工夫をしている。この大広間セットがどれだけ愛情を込めて作られているのかを、ここで大勢の人に感じてもらえたらと語った。

スタジオツアー東京で共同プロダクション・デザイナ―として美術関係を担当しているニール・ラモント氏。「ハリー・ポッター」全8作のスーパーバイジング・アート・ディレクターを務めてた人物だ
「イギリスにあるスタジオツアーロンドンは開業から10年以上経っている。ここ東京はレベルアップしたスタジオツアーになっているので期待してほしい」とあいさつしたスタジオツアー東京のHead of Show Experience 小野里尚樹氏
この日子供たちの案内役をつとめたスタジオツアー東京のShow Experience Team Leader 安藤望氏は「注目してほしいのは、ガラスビーズが入っているこの寮別ポイント計。作中ではあまり登場しませんが小道具チームの自信作の1つ」と大広間セットの見どころを紹介した

ホグワーツ魔法魔術学校の大広間の全貌をご覧あれ!

左はハリーたち、グリフィンドールの制服

 それでは公開されたホグワーツ魔法魔術学校の大広間をたっぷりの写真でご紹介しよう。広い部屋の左右は長いテーブルが置かれていて食器が並んでいる。左右の壁にはロウソクを置く燭台があり、グリフィンドールの獅子、レイブンクローのワシ、ハッフルパフのアナグマ、スリザリンのヘビと各寮のシンボルが施されている。また寮別の制服も左右に展示されている。

 正面の教壇にはホグワーツの教職員たちが“等身大”で並んでいる。ハグリットの大きさに驚くはずだ。ダンブルドア校長の演台は本物の金でコーティングされていて、長年使っているので溶け固まったロウも見てとれる。

大広間入り口のドア。4寮の紋章が施されている
とにかく広い!
床は作中でも使われたヨークストーン。イギリスの石だ
壁には燭台
向かって右には暖炉も
グリフィンドール
ハッフルパフ
スリザリン
レイブンクロー
スリザリンの制服で見られる蛇モチーフの指輪やネクタイのピンにも注目
ハッフルパフのアナグマ
スリザリンのヘビ
レイブンクローのワシ
グリフィンドールの獅子
ホグワーツ魔法魔術学校の怒りっぽい管理人(用務員)アーガス・フィルチ
テーブルセット。ピカピカではなく使い込まれている感がある
正面は教壇。先生ずらり
真んなかは偉い先生3人
ダンブルドア校長
今にも動き出しそう
ダンブルドア校長の椅子
マクゴナガル先生(ちょっと若い)
マクゴナガル先生の横には寮の組分けに登場したあの帽子が
つぎはぎされていたりして超リアル
私も大好き、スネイプ先生の正面
横向き
にらまれたらやっぱり怖い
ハグリット(右)、フリットウィック先生(左)
ハリーたちが見上げていたのがよく分かる。大きい!
めちゃくちゃ硬そうで大きな靴を履いている
マダム・ポンフリー(左)、トレローニー先生(中央)、ポモーナ・スプラウト教授(右)
トレローニー先生のおしゃれなアクセサリーにじっっくり見入ってしまった
寮別ポイント計。なかには数千粒のガラスのビーズが入っている

 東京都練馬区のとしまえん跡地に6月16日に開業する「スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター」は、映画「ハリー・ポッター」シリーズや「ファンタスティック・ビースト」シリーズの製作の舞台裏を実際に体験できるウォークスルー型のエンタテイメント施設。イギリスに次いで2つ目、ここ東京の施設でしか見られないセットもある。

「スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター」は日時指定の事前予約制で、料金は大人6300円、中人(中・高生)5200円、小人(4歳~小学生)3800円。チケットはすでに公式サイトで発売中だ。

あっという間にハリー・ポッターの作品世界に引き込まれてしまう空間だった