首都高、横浜北線 馬場出入口を2月27日12時開通。北西線と合わせて東名高速～横浜市内のアクセス向上

首都高 横浜北線（K7）の馬場出入口を2月27日12時に開通する

　首都高（首都高速道路）は2月17日、横浜北線（K7）馬場出入口を2月27日12時に開通することを発表した。横浜北線は2017年3月18日に開通したが、馬場出入口のみ同時開通せず、整備を継続していた。

　都市計画道路「大田神奈川線」に接続する馬場出入口は、横浜市内から横浜北線を利用して第三京浜道路（E83）や湾岸線（B）方面へよりアクセスしやすくなるほか、3月22日に横浜北西線が開通することで、東名高速道路（E1）～馬場出入口も接続されることになり、横浜市内と東名高速間のアクセス向上も期待される。

　なお、馬場入口については地形的な制約や接続道路の位置関係からループ状になっているほか、料金所手前で2か所から進入後、料金所通過後にさらに第三京浜/東名方面と湾岸線方面へと分岐する構造となっており、ETC専用とすることで交通を整流化し安全性向上を図る。

　また、2月27日の開通時点では大田神奈川線の法隆寺交差点方面からの入口は開通するが、内路交差点側の入口は引き続き工事が行なわれ、大田神奈川線の4車線化と合わせて2020年内に完成する予定となっている。

馬場出入口と周辺出入口。馬場入口はETC専用となるため、現金車は周辺の出入口を利用する必要がある

馬場出入口の構造。入口は料金所通過後に2方向に分岐。2月27日時点では法隆寺交差点側入口のみ開通。内路交差点側は2020年内の開通を予定しており、開通後は2方向から料金所に進入し、料金所通過後に2方向に分岐する構造となる

開通効果

ETC専用入口となることから、非搭載車にはETC助成金キャンペーンの活用を呼びかけている