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3月22日に開通した横浜北西線(K7)を走ってみた。新設の港北ICは首都高専用
2020年3月25日 20:46
- 2020年3月22日16時 開通
3月22日16時に、「高速神奈川7号横浜北西線」(K7)が開通した。 東名高速道路(E1)と横浜エリアを結ぶ新たなネットワークとしての期待が高い本区間をさっそく走行してみた。
首都高の「K7」は南側区間が「横浜北線」、北側区間が「横浜北西線」となっており、前者は2017年3月に開通済み。今回後者が開通したことにより、東名 横浜青葉JCT(ジャンクション)から第三京浜道路(E83)と交差する港北JCTを経て、高速神奈川1号横羽線(K1)生麦JCTまでがつながったことになる。
これまで東名と横浜中心部を結ぶ高規格道路は保土ヶ谷バイパスのみで慢性的な渋滞に悩まされていたが、今回の開通によりダブルネットワーク化が実現。渋滞の解消はもちろん、事故や災害時のバックアップなど、さまざまな効果が期待されている。
以下に3パターンで走行した際の動画と所感を掲載する。動画はすべて約2倍速にしている。
港北入口→横浜青葉出口
新設された首都高速専用の港北入口から横浜青葉出口を経て国道246号 渋谷方面へ向かう。
港北出入口は首都高 横浜北西線/横浜北線(K7)と第三京浜(E83)で分かれており、首都高を利用する場合は新設の出入口、第三京浜を利用する場合は従来の出入口を利用することになる。
地上部の入口からぐるぐるとループして標高約50mの最高地点へ。料金所を経て本線に入り、全長約4.1kmの横浜北西トンネルで鶴見川の下をくぐり、東名高速道路をオーバーパスして出口という、なかなかにアップダウンが激しいルート。分岐が多いため案内看板に注意して走りたい。
横浜青葉入口→新横浜出口
国道246号の横浜青葉入口から港北JCTを経由して横浜北線の新横浜出口へ。出口以外は分岐ではひたすら直進と分かりやすい。所要時間は実測で10分程度。
新横浜入口→東名高速 名古屋方面
横浜北線 新横浜入口から横浜青葉JCTを経て東名高速の名古屋方面へ。従来は横浜北線~第三京浜道路~横浜新道~保土ヶ谷バイパスと面倒なルートを走る必要があったが、こちらは分かりやすくスムーズな走行が可能。
入口で渋滞しやすい横浜町田ICをパスできるのもメリットといえそうだ。