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JALスタッフが神田明神で恒例の豆まき。走高跳のアスリート社員・戸邉直人選手「勝負運の御利益にあずかりたい」

2020年2月3日 実施

JALグループが毎年恒例の神田明神「節分祭豆まき式」に参加

 江戸総鎮守 神田明神は2月3日、毎年恒例の「節分祭豆まき式」を開催し、例年参加しているJAL(日本航空)グループスタッフも参加した。

 JALグループは2008年まで、近隣に東京支社があったことから地域活動参加の一環として豆まき式に参加していたが、2010年の破綻後に自粛。2015年から有志の社員が参加して以降、毎年参加している。

 現在はグループ内で参加を希望するボランティアを募集。2020年は常務執行役員の二宮秀生氏のほか、CA(客室乗務員)の神内氏、地上旅客スタッフの水野氏、パイロット(運航乗務員)の秋田氏が参加。さらに、東京2020オリンピック・パラリンピックの機運を盛り上げるべく、メダル獲得が期待される走り高跳び選手で、同社アスリート社員の戸邉直人選手も参加した。

 豆まきは御神殿内での節分祈祷神札のあとに行なわれ、特設のステージから豆まきが行なわれた。

豆まきの前に御神殿内での節分祈祷神札へ
特設ステージからの豆まき。多くの人が列を成して福を受け止めていた

 豆まき後は、境内を訪れた人たちに感謝カードを配布。戸邉選手やJALスタッフと記念撮影を希望する人も多く見られた。

 二宮氏は「2020年は経営破綻からちょうど10年経った、ある意味で区切りの年。皆さまへの感謝の気持ちと、福がきてほしいとの気持ちを込めてまかせていただいた」と感想の話した。

 また、「2020年の“福”は?」との問いには、「新型肺炎などの事象があり、簡単ではないが、ねずみ年は繁栄の年。新しい路線なども飛ぶので、これからもさらに羽ばたいて、戸部選手も跳んで、金メダルも取ってくれるのではないかと思うが、JALにとってもよい年にしたい」との意気込みを語った。

 参加したCA(客室乗務員)の神内氏は、「毎年ボランティアに応募していたが、神聖な場所でやらせていただけるのでやりがいを感じるし、たくさんのお客さまと一度にお会いでき、距離も近いので参加したいと思った。お客さまの表情なども拝見できて、感謝カードもお渡ししてお客さまの声を直接聞けたのでうれしかった」とコメント。

 地上旅客スタッフの水野氏は、「JALを皆さまに知っていただくよい機会と思い、皆さまに広くJALをご利用いただきたいという気持ちと、このようなイベントを通してでないとお目にかかれないお客さまにもお会いできる機会と思って参加させていただいた。感謝カードをお渡しした際に、『いつも利用しているよ』というお声をたくさんいただいたので、すごく励みになった」と話した。

 パイロット(運航乗務員)の秋田氏は、「運航乗務員はお客さまと接する機会がなかなかないので、よい機会と思って参加させていただいた。お客さまと目を見て接することができ、安全運航に対する思いを新たにした時間になった」との感想を話した。

豆まき後には境内で感謝カードをプレゼント
JALグループスタッフが感謝カードをプレゼント。戸邉選手らとの記念撮影を希望する人の姿も多かった

 2020年の意気込みを「東京でオリンピックがあるので、金メダルを取れるように頑張りたい」と話した戸邉直人選手は、豆まき式に参加した感想を「今日は練習もオフの日だったのでよいリフレッシュになった。多くの方に『頑張ってね』と言っていただいて元気、勇気をもらえ、これからのモチベーションになった」とコメント。「(神田明神は)平将門が神さまで勝負運によいそうなので、その御利益にあずかりたい」と話した。