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JAL、5月1日にちなみJAL501便を「新元号『令和』祝賀フライト」に。「令」「和」を名前に含むCAだけで運航
セレモニーでは、羽田空港支店長の屋敷「和」子氏があいさつ
2019年5月1日 09:00
- 2019年5月1日 実施
JAL(日本航空)は、5月1日に新元号「令和」に改元したことを祝い、JAL501便(羽田06時30分発~新千歳/札幌08時00分着)を「新元号『令和』祝賀フライト」として運航。出発前に搭乗口でセレモニーを実施した。
この祝賀フライトに乗務するCA(客室乗務員)5名は、青戸和美さん、秋元和香菜さん、浅沼和恵さん、西和音さん、松原令美さんと、「令」または「和」が名前に付いているメンバー。さらに、搭乗客には、搭乗証明書に加えて、円形が永遠に連鎖してつながる柄で縁起がよいとされる七宝文様の「和鶴」折り紙をプレゼントした。
このほか、同便はボーイング 737-800型機での運航のため設定がないものの、羽田~新千歳/伊丹/福岡/那覇線で運航する便に設定している国内線ファーストクラス搭乗客には、5月1日の全便で記念饅頭をプレゼントする。
JAL501便「新元号『令和』祝賀フライト」の出発に先立ち、搭乗口で行なわれたセレモニーであいさつしたのは、JAL 執行役員 東京空港支店長の屋敷「和」子氏。屋敷氏は令和の由来となった大伴旅人の歌を詠み上げて、その美しさを伝えたのち、「私ごとだが、私の名前にも和らぐという意味の『和』が付いている。新元号の『令和』が発表されたときに、大変うれしく、誇らしい気持ちになった。普段は自分自身の名前を気にかけたことはなかったが、新元号の機に両親にどのような思いで名前を付けてくれたか聞いてみたい」と新元号を迎えての心境をコメント。
搭乗客にも、新元号を迎えた心境を問いかけるとともに、「このフライトが思い出深いフライトとなるよう、乗務員はもちろん、私ども羽田空港スタッフ一同、心を込めて安全で快適なフライトを提供する」と言葉を送った。
そして、同便に乗務する松原令美さんと屋敷和子氏の「令和」の記念撮影を行なったあと、搭乗口へ。搭乗した168名(幼児3名含む)に記念品を配布し、祝賀フライトを見送った。