旅レポ
関西の奥座敷・福井あわら温泉のRakuten STAYに泊まってきた。グループで浸かれる自家源泉の大浴場、越前ガニの夕食で至福の旅
2026年2月12日 12:00
- 2026年2月27日 グランドオープン
楽天がプロデュースする宿泊施設ブランド「Rakuten STAY(楽天ステイ)」。ひと味違うユニークな宿泊体験をテーマに、戸建てタイプやガレージハウスタイプ、ヴィラタイプなどさまざまな施設を展開しており、2017年の設立以来、北は宮城から南は沖縄まで全国に40以上の施設をオープン。
そこにこの2月、新たに加わるのが北陸初となる「Rakuten STAY あわら温泉」(福井県あわら市温泉一丁目309)だ。2月27日のグランドオープンを前に試泊することができたのでレポートしよう。
芦原(あわら)温泉は福井県の北端、北アルプスに源流を持つ九頭竜川の河口部に広がる平野部に位置する。日本国内の温泉地は山岳部に位置することが多いが、ここは水田が広がる湿地帯にあるため独特の開放感ある雰囲気が新鮮。名勝「東尋坊」に近く、クルマはもちろん鉄道でのアクセスのよさも手伝って明治時代に源泉が発見されて以来、関西の奥座敷として人気のスポットとなっている。現在では74本の源泉が整備され各施設が独自の源泉を使用。それぞれに異なったお湯が楽しめるのが特徴という。
Rakuten STAY あわら温泉が位置するのは、温泉街の中心となるえちぜん鉄道三国芦原線「あわら湯のまち」駅のほぼ目の前。駅前にある「あわら温泉 湯のまち広場」を抜けていけばあっという間(公式では徒歩約3分)だ。
関東以北からなら北陸新幹線およびハピライン福井の「芦原温泉」駅からバス(約10分)やタクシーでアクセスするのが便利。そのほか、乗り換えは増えてしまうが小松空港からバスで小松駅や加賀温泉駅へ出て芦原温泉駅へいたるルートもある。同空港では3月31日まで搭乗キャンペーンを実施しているので、飛行機好きにはそちらがお勧め。クルマなら北陸自動車道の金津IC経由で約15分ほどだ。
Rakuten STAY あわら温泉
所在地: 福井県あわら市温泉一丁目309
客室数: 23室
定員数: 4~6名(収容人数:122名)
客室:
Aタイプ 3室、Bタイプ 9室、Cタイプ 3室、Dタイプ 3室
ドッグフレンドリールーム 5室(A/C/Dタイプ 各1室、Bタイプ 2室)
室内面積:
Aタイプ 76m2、Bタイプ 58m2、Cタイプ 53m2、Dタイプ 51m2
駐車場: 1室につき1台
[EV駐車場]4台(先着順)
[車いす優先]1台
チェックイン: 15時
チェックアウト: 10時
宿泊料金(1室素泊まり、税・サービス料込み):
[Aタイプ]4万1600円~
[Bタイプ]3万5200円~
[C/Dタイプ]3万2000円~
4タイプの客室とそれぞれに愛犬と泊まれるドッグフレンドリールームを用意
建物は5階建て。1階には問い合わせ用のタブレットが置かれたホールのほか、宿泊者専用のレストラン「港ダイニング しおそう」がある。
これまで楽天ステイではレストランを併設していなかったが、飲食店の少ないエリアということもあって今回の試みとなったようだ。レストランは楽天市場「ショップ・オブ・ザ・イヤー」受賞の人気店舗が運営しており、若狭湾で採れた海産物などを活かした和洋折衷のコース料理を楽しめる。コース料理は宿泊4日前の24時までの予約が必要だが、当日16時までに予約することで海鮮丼などの丼物や定食を用意できるとのこと。
2階から5階は客室となっており、各階ともA/C/Dタイプが各1室、Bタイプが3(2階のみ2)室と同様の構造で、2階のみ全室が「ドッグフレンドリールーム」仕様になる。このタイプにはペットケージやフードボウルなどの備品が用意されるほか畳も汚れなどに強い専用タイプを採用しているため、安心して愛犬と一緒に過ごすことが可能だ。
ほかの楽天ステイと同じく施設の入口は電子ロックがあるのみ。メールで送られてきた暗証番号を利用して入館および各自の部屋に入室。チェックインはもちろんチェックアウトまで室内のタブレットで行なう。フロントが混雑していて待たされる、なんてことがないのはうれしい。なお、トラブル時もタブレットを利用しオンラインでサポート担当者とビデオ通話する仕組みになっている。
実際に部屋に入ってから前述のチェックインを試してみたが、とてもスムーズでカンタンに行なうことができた。移動で疲れているときにチェックインで時間を取られないのは本当にラクだと感じられた。ただ、有人のフロントがないためチェックイン前後に荷物を預けておくことはできないし、そもそもチェックイン前に建物に入ることもできない。このあたりは事前に頭に入れておきたい。
天然温泉はもちろんサウナまで備えるAタイプ
今回利用したのはもっとも広いスペースを持つAタイプの客室。6名用で76m2もの広さがあり、広いリビングスペースには6人用の大きなテーブルを備えたダイニング、そしてシンクや冷蔵庫、炊飯器などを備えたミニキッチンを用意する。
ベッドルームにはダブルサイズのベッドが2台収まるほか、リビングスペースに2組の布団を敷くことができるため、ファミリー+祖父母のような2~3世代での旅行に向きそうなレイアウトだ。さらにリビングの外には15m2のテラスまで用意しており、ゆったりと「おこもり」できる空間といえそう。
注目の浴室は小さなホテルなら大浴場と名付けてしまえるほどの広さ。芦原の街並みを一望できる窓際に大きな湯舟が配置されており、自家源泉の天然温泉を気兼ねなく自由に堪能できる。このお湯は敷地内にある3本の源泉を混合したもので、泉質は「ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉」となっており無色無臭。
湯温を42℃に保つために加温や加水を行なっているものの、地元の人によれば以前はこの場所に公共温泉施設があり、その時代から「評価が高かった源泉」とのこと。実際に入ってみると、肌に優しく柔らかなお湯といった印象で時間を忘れてしまうほど。滞在中に何度も楽しんでしまった。また、Aタイプの客室には専用のサウナも用意しており、浴室には水風呂まである。温度の設定が自由にできるほかロウリュも可能なので、いつでも好きなときに「整う」ことが可能だ。
ファミリー向けのBタイプ
もっとも部屋数が多く用意されているのがこのタイプ。58m2の客室内にはAタイプ同様にリビングやミニキッチンを備えており定員は6名。寝室はダブルベッド2台の上にバンクベッド2台を配置する構造で、ファミリー向きのアレンジになる。
少人数での利用に向くCタイプ
4名定員となるタイプでベッドルームやダイニングテーブルなどが少人数向けのアレンジとなる。広さは53m2とBタイプに近く、ゆったりと過ごすことが可能となっている。
布団派ならDタイプ
ベッドルームが用意されるCタイプと異なり、こちらは布団を使う和洋室。ミニキッチンやテーブル、温泉、テラスなどはCタイプと同様。広さは51m2。取材した部屋はドッグフレンドリールームのため、専用の畳となっているほか犬向けの備品を用意していた。
自分の部屋で楽しめる夕食と朝食
楽天ステイの特色となっているのがキッチンに調理器具や食器、カトラリーなどを用意していること。大きな冷蔵庫も備えられているので自分で食材を用意してもいいし、福井周辺の素材を厳選した専用のメニュー(下記)を用意してもらうことも可能だ。また、前述したようにレストランが併設されているため、事前予約することでそちらを利用することもできる。
夕食
ずわい蟹の蟹鍋&福井のおばんざいセット
和牛と越前どりのすき焼き&福井のおばんざいセット
国産牛ステーキと国産豚、越前どりの鉄板焼き
朝食
塩荘海鮮一舟とおばんざいの和朝食BOX
エッグベネディクトの洋朝食BOX
今回は夕食にずわい蟹の蟹鍋&福井のおばんざいセット、朝食に塩荘海鮮一舟とおばんざいの和朝食BOXをチョイスしてみた。食材はチェックイン前に冷蔵庫に収められているので、時間にとらわれず好きなときに食べることができる。調理方法は専用サイトにマニュアルが用意されているし、素材もカット済みとなっているのでカンタンだ。ただし、炊飯には1時間ほどかかるので事前に用意しておくのを忘れずに。














































































































