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ANA、東京2020オリンピック開幕1年前イベント開催。綾瀬はるかさんがキャプテンとなって人文字作成
Foorinと300名の参加者が一緒にパプリカをダンス
2019年7月23日 17:22
- 2019年7月23日 開催
ANA（全日本空輸）は7月23日、7月24日に東京2020オリンピックの開幕1年前を迎えることから、その機運醸成を図って「東京2020オリンピック・パラリンピック開幕1年前イベント」を開催した。地域の小学校2校の児童やANA社員が家族とともに参加。約300名が集った。
イベントは羽田空港の機体整備工場で行なわれ、2018年1月29日から国内線で運航している東京2020大会応援特別塗装機「HELLO 2020 JET」をバックにして行なわれた。
また、ANAは同日、東京2020組織委員会（東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会）と「東京2020オリンピック聖火リレーサポーティングパートナー」を締結。イベント冒頭では、同社代表取締役副社長で東京オリンピック・パラリンピック推進本部 本部長を務める志岐隆史氏が、聖火ランナーのユニフォームを着て登場した。
志岐氏はあいさつのなかでサポーティングパートナーとなったことを紹介し、「聖火リレーを盛り上げるべく、機内や空港などさまざまな場面で、聖火リレーのコンセプト『Hope Lights Our Way / 希望の道を、つなごう。』を発信し、聖火リレーを発信してサポートしていく」とコメント。また、「同じ聖火リレーパートナーである日本航空と協力して、オリンピックの象徴である聖火を安全確実に輸送するとともに、121日間、47都道府県に聖火を灯すことで、東京2020オリンピックへ向けた大会機運の醸成と、地域活性化につなげていく。選手や聖火ランナーをはじめとする大会に関わるすべての方々にとって素晴らしい大会となるよう全力を挙げてサポートしてまいりたい」との意気込みを示した。
1年前イベントについては、「ANAはこれまでもオフィシャルエアラインパートナーとして『HELLO BLUE, HELLO FUTURE ～2020を、みんなの滑走路にしよう』をキャッチコピーとして大会の成功に向けて取り組んできた。開催1年前を迎えるこの夏には、『1 Year to Go！（開催まであと1年）』のスローガンのもと、7月24日から9月6日まで羽田空港の特別装飾や東京2020組織委員会が主催する競技体験イベントへの参加など、さまざまな取り組みを進めていく」と背景を説明したのち、「本日はその一環として、羽田空港の格納庫の多くの皆さまにお集まりいただき、開幕1年前イベントを開催する。後ろにあるのは、2018年1月から国内線に就航している『HELLO 2020 JET』。本日はこの特別塗装機をバックにして、素晴らしいゲストの皆さまにも登場いただき、開催の1年前を盛り上げるために、皆さまと一緒にイベントを作り上げていきたい」とイベント開幕にあたっての言葉を述べた。
ちなみにANAでは、8月24日に東京・墨田区総合体育館と錦糸公園で行なわれる「東京2020Let’s 55 withすみだ～パラリンピック1年前スペシャル～」で、パラ卓球の体験ブースを出展するほか、大会の成功に向けた機運醸成を目的としてプロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手を起用した動画や広告を7月21日から展開しているほか、ユニバーサルなサービス推進「すべてのひとに優しい空」をテーマにした動画や広告を8月19日から展開することを発表している。
この後、イベントにはNHKの大会応援ソングである「パプリカ」を歌うFoorinからひゅうがくん、たけるくん、りりこさんが来場。続いて東京2020大会マスコットキャラクターの「ミライトワ」「ソメイティ」が入場する際には、Foorinの3名がハイタッチで出迎えた。
そして、来場者や関係者300名以上の前でパプリカのサビ部分のダンスをレクチャー。そしてステージ上のFoorin、ミライトワ・ソメイティ、来場者が一体となってパプリカを踊り盛り上がった。
その後、踊りを終えた3名に、司会者からの質問も。ステージで踊ってどうだったかを問われたりこさんは「すごく緊張したんですけど、みんなと楽しく踊れたのですごくうれしいです」、続いて、HELLO 2020 JETの前で踊った感想を聞かれたたけるくんは「飛行機の前で踊ったのは初めてなので、すごく新鮮な感じがして楽しかったです」と答え、最後に「会場の皆さんへの一言」を求められたひゅうがくんは「今日は本当にありがとうございました。これから2020年とその先の未来もパプリカでいろんな人たちを元気にしていきたいと思いますのでよろしくお願いします」とあいさつして、ステージを一旦あとにした。
続いて、司会者がANAのCMに出演する綾瀬はるかさんがゲストとして登場することを紹介すると、HELLO 2020 JETのタラップに、パイロットの衣装に身を包んだ綾瀬さんが登場した。そして、ステージ上で綾瀬さんのトークショーが行なわれた。
――HELLO 2020 JETの感想を問われて。
綾瀬さん：とてもカラフルで夢がたくさん詰まっている感じがしてワクワクしますね
――パイロットの制服姿への感想を問われて。
綾瀬さん：身も心も引き締まるような……かっこいいです。
――2020オリンピック開幕まであと1年となったことについての思いを問われて。
綾瀬さん：選手の方々の熱い試合を東京を見られると思うととてもワクワクして楽しみです。
――綾瀬さんが感じるオリンピックの魅力を問われて。
綾瀬さん：競技される選手もそうですし、観戦される方々を問わず、スポーツをとおして世界各国の人々が国境を越えて触れ合えるのが素敵だと思います。
――見たい競技を問われて。
綾瀬さん：全部見てみたいですけど……。いま大河ドラマもやらせていただいたので、マラソンや陸上競技は見てみたいと思います。
そして、司会者から「東京2020オリンピック開催までの1年間で頑張りたいこと」を事前に用意してもらっていたとの案内があったところで綾瀬さんが取り出したフリップには「色んな国の言葉を覚えたい！」の言葉。綾瀬さんは「きっといろんなところから、いろんな方がいらっしゃると思うので、少しでもいろんな言葉を覚えてコミュニケーションがとれたら楽しいだろうな、と思いました」とその理由を話した。
その後イベントでは、綾瀬さんをキャプテンとして300名の来場者による人文字を作成。まずは司会者が「HELLO BLUE、HELLO FUTURE」と呼びかけて「2020」の文字を作ったのち、綾瀬さんが「東京2020、1 Year to Go！」と声を上げ、「1」の文字へと変化。
綾瀬さんは最後に「いよいよ明日7月24日、東京2020オリンピック開幕1年前となります。残り1年。HELLO 2020 JETのように夢や、いっぱい希望を詰めて、一緒に盛り上げていきましょう！」と盛り上げ、イベントを締めた。
