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NEXCO西日本、第二神明、阪神高速8号京都線、第二阪奈道を対距離制の料金体系へ移行。4月1日から
阪神高速8号京都線 山科IC~鴨川東ICは無料開放
2019年1月28日 16:32
- 2019年1月28日 発表
- 2019年4月1日 変更
NEXCO西日本(西日本高速道路)は1月28日、第二神明道路(E93)、第二神明道路北線(E94)、阪神高速8号京都線、第二阪奈有料道路(E92)を、2017年から順次導入している対距離制の新料金体系へと移行することを発表した。
いずれの道路も高速自動車国道の大都市近郊区間の料金水準を基本としつつ、激変緩和措置を取る。
第二神明・第二神明北線は、兵庫県や神戸市、明石市からの提案に基づいて検討されてきたもので、2018年3月に国土交通省からの事業変更許可により対距離制料金体系の導入が決まっていたもの。
東側区間と西側区間の均一料金制から両区間を一体化した5車種区分の対距離制へと移行し、当面は高速自動車国道の普通区間を目安とした料金水準とし、上限(480円)、下限(110円)を設定する激変緩和措置を行なう。
阪神高速8号京都線の鴨川東IC(インターチェンジ)~巨椋池本線間については、阪神高速道路からNEXCO西日本へ移管し、道路名を「第二京阪道路(E89)」に改称。第二京阪道路や名神高速などと一元的に管理する。料金は阪神高速の均一料金制から、5車種区分の対距離制へと移行する。ただし、当面は激変緩和措置として、現行料金を上限に据え置く。
なお、阪神高速8号京都線の山科IC~鴨川東IC間については京都市へ移管され、無料開放される。
第二阪奈有料道路(E92、西石切IC~宝来IC)は大阪府道路公社ならびに奈良県道路公社からNEXCO西日本に移管し、道路名を「第二阪奈道路(E92)」に改称。阪和自動車道や南阪奈道路などと一元的に管理する。区間料金制から5車種区分の対距離制へ移行し、当面は激変緩和措置として現行料金を上限に据え置く。