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南阪奈道 太子IC~葛城IC間が7月1日15時に4車線化開通。新トンネル建設で上下線を完全分離、トンネル内の対面通行を解消

2020年6月16日 発表

南阪奈道 太子IC~葛城ICの付加車線が完成。上下線を完全に分離したトンネルによる4車線運用が始まる

 NEXCO西日本(西日本高速道路)は6月16日、南阪奈道路(E91)太子IC(インターチェンジ)~葛城ICで整備を進めてきた延長約2.9kmの付加車線が、7月1日15時に完成することを発表した。

 同区間内にある竹内トンネルは、簡易中央分離帯による対面通行となっていたことから、過去には約3時間の通行止めを実施するなど安全性に課題があった。

 NEXCO西日本では、上り線(大阪方面)に新トンネルを建設することで付加車線を設置する事業を進めてきた。2月には新トンネルの供用を開始して対面通行を解消。段階的に交通切り替えを行なってきており、7月1日15時に現在工事中の下り線・追い越し車線の規制が解除されることで、上下線のトンネルが完全に分離された、各2車線の道路として開通することになる。

南阪奈道 太子IC~葛城ICの位置図
付加車線の運用
7月1日15時に下り線の規制が解除され、上下線とも各2車線での運用となる