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NEXCO西日本、神戸西バイパス 永井谷JCT~石ヶ谷JCTに着工。事業化から30年以上

2020年1月27日 発表

2020年2月16日 着工

事業化から30年以上の時を経て、神戸西バイパス 永井谷JCT~石ヶ谷JCT(仮称)に着工する

 NEXCO西日本(西日本高速道路)は1月27日、神戸西バイパス 永井谷JCT(ジャンクション)~石ヶ谷JCT(仮称)間の整備に着手し、2月16日に起工することを発表した。

 神戸西バイパスは、明石海峡大橋の開通による交通量増加が見込まれた第二神明道路(E93)のバイパスとしての機能を期待して計画された道路。1988年に事業化され、1998年には明石海峡大橋とともに、垂水JCT~永井谷JCT間が第二神明道路北線として開通した。

 その西側の区間となる永井谷JCT~石ヶ谷JCTはこれまで整備が進んでいなかったが、2018年に有料道路事業を導入する合併施行方式で事業を進めることを決定。事業化から30年以上を経て、工事に着手することになった。

 永井谷JCT~石ヶ谷JCT間は、自動車専用部が4車線、延長6.9km、一般部が2車線、延長4.4km。一般部の一部は開通済み。同区間と並行する第二神明道路では2016年に年間982回の渋滞が発生。同区間の整備により、交通混雑緩和による物流効率化や事故の減少、通行規制時の代替路としての機能などが期待されている。

計画の概要
整備効果

【お詫びと訂正】
 初出時、「永井谷JCT~石ヶ谷JCT間は、自動車専用部が4車線、延長12.5km、一般部が2車線、延長8.4km」と記載しておりましたが、正しくは「永井谷JCT~石ヶ谷JCT間は、自動車専用部が4車線、延長6.9km、一般部が2車線、延長4.4km」となります。お詫びして訂正いたします。