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NEXCO西日本、第二神明 玉津ICで路肩走行車両に区間最大料金を誤請求

4月1日~8月7日の走行が対象

2019年8月8日 発表

NEXCO西日本は第二神明道路(E93)の玉津IC上り線出口、下り線入口ランプを走行した一部利用者に料金を誤請求したことを発表した

 NEXCO西日本(西日本高速道路)は8月8日、第二神明道路(E93)玉津IC(インターチェンジ)の上り線出口ならびに下り線入口ランプを走行した一部の利用者に対して料金を誤請求していたことを発表した。

 この誤請求は、ETCフリーフローアンテナから路肩部に対しての電波が弱かったためで、車線内を走行していた車両に対しては正しい料金が請求されているが、路肩部を走行した車両に対して区間最大料金を請求してしまっていたという。

 例えば、明石西料金所から玉津ICを利用した場合、玉津IC出口で車線内を走行してETC通信が正常に行なえた場合は正しい請求額(240円)となるが、路肩部を走行したことでETC通信が行なえなかった場合に区間最大料金の390円が請求されていた。

 対象となる走行期間は、第二神明で対距離料金制を導入した4月1日から8月7日まで。NEXCO西日本は適正な料金を請求できなかった走行に対し、順次カード会社などを通じて返金処理を進める。利用者からの申し出は不要。

 なお、NEXCO西日本ではETCフリーフローアンテナを調整して路肩部への対応を行なったうえで、「安全上の観点からも車線内を走行していただくようお願いいたします」と注意を呼びかけている。