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JAL、東北6県が一同に介しての物産販売会「東北市場@天王洲ビル」を開催

2017年4月12日 開催

JALと東北6県が物産販売会「東北市場@天王洲ビル」を4年連続で開催。入り口では、決め手くん(青森県、左手前)、キビタン(福島県、右手前)、ペロリン(山形県、左奥)、そばっち(岩手県、右奥)がお出迎え

 JAL(日本航空)は4月12日、本社のある野村不動産天王洲ビルの2階ウイングホールにおいて、東北応援プロジェクトの一環として恒例となっている東北6県の物産販売会「東北市場@天王洲ビル」を開催した。過去、2013年度(2014年3月3日)、2014年度(2015年3月13日)、2015年度(2016年3月23日)と実施。今回は年度をまたいでいるものの、2016年度の取り組みとして実施したもので、2013年度からスタートして、今回で4回目の位置付けとなる。

山形県ブースで販売されたお弁当。この写真の撮影後、会場を1周し終えるころには売り切れていた

 JALでは2009年9月から「がんばるJAL大作戦」と称した、街頭でのパンフレット配布を通じて利用者への感謝の気持ちを伝える取り組みを続けているほか、2013年からは東日本大震災の被災地を支援する「東北応援プロジェクト『行こう!東北へ』」を実施。JALグループの役員やスタッフが東北6県のアンテナショップの前に立って、各県の情報発信を応援する活動などを行なっている。

 毎年開かれている「東北市場@天王洲ビル」もそれらの一環で、東北6県(青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県)の物産品を一同に集め、本社ビルに勤務するスタッフや近隣住民に販売。各県に縁(ゆかり)のあるJALスタッフ約30名も販売を応援した。

 取材に訪れたのはお昼の時間帯ということもあって、入れ替わり立ち替わり人が訪れる状況。毎年人気を集めているお弁当もあっという間に売り切れ、少し早い“3時のおやつ”を呼びかけて地元の甘味を売り込む県もあった。

 決め手くん(青森県)、そばっち(岩手県)、ペロリン(山形県)、キビタン(福島県)といった県のマスコットキャラクターも入り口に立ち、来場者を出迎えていた。

青森県
青森県は定番のラグノオのスイーツなどを販売。カスタードケーキの「いのち」は季節限定の「桜」も販売した。JAアオレンのリンゴジュース「希望の雫」は空気に触れるのを防ぐ“密閉搾り製法”で作られている
岩手県
「奥州ポテト」が一番人気という岩手県のブース。国産鯖の缶詰「サヴァ(Ça va)缶」は、昨年発売の第2弾「レモンバジル味」に続き、第3弾の「パプリカチリソース味」が登場。3月8日(サバの日)に発売されたばかり
秋田県
秋田県はきりたんぽやいぶりがっこ、比内地鶏の商品など品数豊富。「まち子姉さんのごま餅」はアンテナショップで不動の1番人気を誇る
宮城県
「萩の月」を5個入りで販売。宮城県外で購入できるチャンスはそう多くないだけに貴重だ。そのほか多数の県産食品が並んでいた
山形県
世界最大級のワイン品評会IWC 2016の「SAKE部門」で1位を獲得した出羽桜酒造(天童市)の「出羽桜 出羽の里」を販売。特Aを受賞している「つや姫」は「サトウのごはん」版も
福島県
4月14日から東京のアンテナショップ「日本橋ふくしま館」の開館3周年を記念した「大感謝祭」が行なわれるのに合わせて用意した限定品をこのイベントにも持ち込んだ。アンテナショップで初めて販売する「福幸ぶっせ」や、季節限定の「桜の谷(うすべに、よざくら)」を用意