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【はじめてハワイ】事前にバウチャーを買えばレストランでまったく英語をしゃべらなくても食事できる?
2025年12月29日 12:00
不慣れな海外でハードルの高い行為はいくつか思い浮かぶが、そのうちの一つが「レストランに入って食事する」だ。
予約しているかどうか、こちらの人数が何人かに始まり、席に着いたらテーブル担当を呼んで料理・飲み物をオーダー。調理方法にオプションがあれば希望を伝えて、飲み物はすぐ持ってくるかあとで持ってくるか。食事が終わったら伝票を確認してクレジットカードを渡して、チップを計算してレシートに書き込んで……という具合に、日本で外食するときと異なる文脈もあるので尻込みしてしまうのは分かる。
そこで、はじめてのハワイで試してみてほしいのが、レストランの事前予約とバウチャー(食事券)の購入だ。
海外現地ツアー・アクティビティ手配の老舗として知られる「ベルトラ」は、ハワイでもマリンアクティビティや観光スポットツアーを多く手掛けているが、そのなかに「レストラン(食事券・事前予約)」というカテゴリーが存在する。
リストアップされた著名レストランのコース料理など「どこでなにを食べるか」を事前に選択して、訪問する日時も確定したうえで支払い(決済)まで済ませておく、というもので、当日はバウチャーをスマホの画面(あるいは紙に印刷しておく)などでレストラン側に示すだけ。
この仕組みのよくできているところは、冒頭で書いた手続きをほぼすべてスキップできてしまうという点にある。バウチャーには食事代金だけでなくチップも含んでいるため、金銭のやり取りも発生しない(ただし、追加オーダーするとチップが別途発生する)。バウチャーにも記述があるが、食べ終わったらそのまま席を立って帰ってよい。
というわけで、実際にこのバウチャーを購入して、「英語をしゃべらずにハワイで食事ができるか」を試してみた。予約したのはロイヤルハワイアンセンターの3階にある「ウルフギャングステーキハウス」(2301 Kalakaua Ave, Honolulu, HI)のランチ。
本当に一言も口を利かないか、というと「こんにちは」とか「ありがとう」くらいは話すし、今回予約したランチはメイン料理が「クラシックチーズバーガー」「グリルドフィッシュ・サンドウィッチ」「ロコモコ」「グリルドチキン・シーザーサラダ」からの選択式、ドリンクもメニューから選ぶ必要があったので、その名称くらいは口にすることになるが、それ以上のややこしいことは“ほぼしゃべらずに”退店できた。
バウチャーの予約があることはレストラン側も把握しているので、画面を見せるとすぐに察してくれて席まで案内される。海外のレストランあるあるで、選んだ料理が運ばれたあと、見計らってテーブル担当が「料理はどうですか?(How's everything?)」と聞いてくるが、「美味しいです」とか「大丈夫です」とか答えればよい。
これで場数を踏んだら、次はテイクアウトに挑戦してみる、バウチャーに頼らずレストランに入ってみるなどステップアップしていけるはずだ。


























