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JALが東京・銀座にある岩手県アンテナショップを応援。岩手出身CAらが店頭に
「いわて銀河プラザ」は10月20日まで19周年記念で商品10%オフ
2017年10月17日 15:55
- 2017年10月17日 実施
JAL(日本航空)は、2009年9月から利用客へパンフレット配布を通じて感謝を伝える「がんばるJAL大作戦」、2013年6月からJAL東北応援プロジェクト「行こう! 東北へ」といった活動を行なっている。それら活動の一環で10月17日、東京・銀座にある「いわて銀河プラザ」において、岩手の観光情報PRや物産品販売のサポート活動を実施。
JAL 代表取締役副社長の藤田直志氏や岩手県出身のCA(客室乗務員)をはじめとしたスタッフらが店頭に立ち、PR活動を行なった。
「いわて銀河プラザ」は東京メトロ日比谷線 東銀座駅6番出口前にある、岩田県産品の販売や食事を提供するアンテナショップ。10月13日から20日までは「いわて銀河プラザ 19周年祭」を開催しており、一部を除く店内商品が10%引きになるほか、お買い物ポイント3倍、プレゼントがもらえる抽選会などを実施している。
いわて銀河プラザ
所在地:東京都中央区銀座5-15-1 南海東京ビル1階
営業時間:10時30分~19時(毎月末日は17時まで)
定休日:年末年始を除く年中無休
TEL:03-3524-8282
Webサイト:いわて銀河プラザ
あいにくの雨天ではあったが、店頭には岩手県北上市出身のCAの八重樫舞氏らがJALのアメやシール、19周年チラシを道行く人たちに配った。
八重樫氏に岩手のお勧めを尋ねると、猊鼻渓(げいびけい)の舟下りは景色もよく気持ちのいい場所だと教えてくれた。猊鼻渓では、「空飛ぶ団子」と呼ばれる渓谷にロープを渡してお茶とお団子を提供するお茶屋がとても楽しいので、注文してみてほしいとのこと。
そのほかに岩手県といえば盛岡冷麺は外せない名物であり、海の幸を詰め込んだ海宝漬はご飯にもお酒にも合うのでぜひ試してみてほしいという。温泉は花巻温泉や大沢温泉などがお勧めで、「お仕事にお疲れのときには、温泉があって、食べ物が美味しく、人が優しく、景色が美しい岩手をぜひ訪ねていただけたら」と話してくれた。
囲み取材に応えた藤田副社長は、JALによる日本各地の自治体と連携して地域の魅力を国内外に発信する「新・JAPAN PROJECT」で2月に岩手を特集したことに触れ、「東北の質の高い食や観光地を広めるために、東北を継続してアピールしていくことが大事だと思う」と取り組みの意義を語った。
岩手のお勧めは、食べ物では新ブランド米「金色(こんじき)の風」が美味しく、観光地では中尊寺金色堂がよかったと答え、「中尊寺金色堂はアジアだけでなく欧米の観光客にも人気のようで、中尊寺の歴史の深さを皆さんがゆっくりと感じてらっしゃるようだった」と述懐した。
インバウンド需要をさらに増やすには、リピーターへ魅力あるコンテンツを伝えることが重要であるとして、東京・大阪・京都のゴールデンルート以外、特に東北への旅客を増やしていきたいと述べた。そのために乗り継ぎの国内線が1万800円で利用できる、訪日外国人旅行者向けの国内線特別運賃「Japan Explorer Pass」などを提供しており、「これからも東北のお手伝いをしていきたい」と話した。